僕は小学4年生から土曜マスターコースに通い始めました。姉や兄も浜学園出身で、僕と同じように小学4年生から塾に行っていたこともあり、特に深く考えず、新しい友達ができるかなというくらいの軽い気持ちで通塾を始めました。最初はあまり友達もできず、勉強も嫌で、塾をやめたいなという気持ちもありました。しかし徐々に友達ができて、その友達から気軽に勉強を教えてもらったりしているうちに少しずつ勉強が嫌だという気持ちもなくなり、塾も楽しくなりました。
5年生からは週3回のマスターコースに通うことになりました。初めからVクラスに入ることができましたが、本を読まずゲームばかりしていたせいか、得意だった国語の成績が徐々に下がっていきました。しかし苦手だった算数の先生がとても面白くて、授業をよく聞いて質問をたくさんしたり、友達に教えてもらったりしているうちに算数の成績がどんどん上がっていきました。そのおかげで5年生の間は公開学力テストで何度か100傑に入ることもできました。
新6年生。受験が近づいてきました。僕は姉と兄が通う白陵中学校を第一志望にしました。この時期になってクラス落ちは絶対にしたくないと思い、全ての教科において塾で出された宿題を確実にこなし、復習テストと公開学力テストを見直すという作業を繰り返し行いました。夏期講習は最難関コースに参加し、マスターコースと併せて宿題に追われたことで本当に泣きそうになりましたが、必死に頑張って最終的にクラスで1位を取ることができました。そして秋の白陵中プレ入試。筆記用具しか持っていなくて勉強道具を忘れてしまいました。受験ではこのような気の抜けたことがないようにしないといけないと思うことができた重要な日だったと思います。なんとか10傑に入ることができましたが、やはり国語は悲惨な結果となってしまい、色々と課題の残ったプレ入試でした。
長くてしんどかった日曜志望校別特訓を乗り越えていよいよ受験前日。おやすみコールでは先生に、「実力はあるから落ち着いて受けなさい」と言ってもらい、安心して熟睡することができました。そして受験当日。先生、友達、家族から応援してもらって試験会場に入りましたが、試験5分前に今までにない緊張感におそわれました。でも前日に先生に言ってもらった言葉を思い出し、1科目目の苦手な国語を最後まで諦めずに解き切り、空欄を埋め尽くすことができました。結果はどうあれ、やりきったことで不安をかき消すことができたと思います。その後はリラックスして試験に臨めました。こうして終わった受験では、第一志望の白陵中学校をはじめ、受験校全てで合格を勝ち取ることができました。
最後に、4年生からの浜学園での3年間を振り返ってみて思うことは、①塾で与えられた課題をしっかりとこなし、復習することで自然に力がついていくということ。②塾の先生方や事務の方々、家族のサポートがあってこその受験だということ。③友達と一緒だったから辛い勉強も乗り越えられたということ。④ゲームはほどほどに。この4つです。受験は最終的に自分との戦いですが、1人ではなかなかしんどいです。浜学園の先生方と家族、そして自分を信じて目標を定め、友達と切磋琢磨して頑張りましょう!そうすれば必ず光が見えると思います!