僕は将棋が好きで「将棋部がある中学校に入りたい」と両親に話したところ「自転車で通えるところじゃなきゃダメだ」と言われました。これらにあてはまる学校は白陵中学校しかないので、最初から本命一本の背水の陣の受験勉強でした。
一方で、僕はバレエ・将棋・合唱・茶道・ピアノなどを習っていたため、加古川教室のお世話係さんに「習い事を続けながら受験できますか?」と聞くと、「日曜志望校別特訓で明石教室の一番上のクラスに入ればOK、偏差値58あったら習い事を続けても大丈夫」と明確な目標を示してくれました。これを両親に話し、「習い事を続けられるように勉強の手を抜かない」ことを約束しました。
夕方は習い事でほとんど勉強できない中、僕が成績をキープできたコツは両親と約束した「ゲームを30分する前に1時間勉強をする。その時間の中で自分で丸付けをしてわからないところはわかるまで解説を読む。それでもわからなかったら父や先生に質問する」ということをコツコツ続けたからだと思います。ゲームをしたかった僕は学校のある日は毎日5時30分に起きて1時間勉強、30分ゲームをしてから朝ごはんを食べて学校に行きました。学校が終わったら宿題して習い事や塾に通い、基本的に21時には寝るようにして、(塾が2コマある金曜日は21時頃に家に着くので22時に寝ていました)朝は早起きできるよう心掛けました。
そのように勉強していてもやはり成績の浮き沈みはあるもので、テストの点数がよくない時もありました。そのたびにお世話係さんに相談しましたが、いつも「この調子でやれば大丈夫。まだ習い事をやめるほどの成績ではないし、むしろ習い事をやめることで精神的にストレスになるほうが心配」と僕の精神面も含めて後押しをしてくれました。
浜学園の先生はとても面白いですが、時期ごとに教科の先生が変わることもあるので、なかなか長期で成績や性格を見ていただくことはできません。その点、お世話係さんはずっと見守ってくれたのでとても心強いサポーターでした。お世話係さんには大変お世話になりました。3年間支えていただき、本当にありがとうございました。