僕は小学1年生からの浜学園での歩みを振り返ろうと思う。入塾テストで最高レベル特訓の資格が取れてやる気満々だった小1の春。そのまま順調にいくかと思っていたがそうでもなかった。油断してギリギリ浜ノートを提出するだけの日々を送っていたら資格を消失し、ついていくのがやっとの状態になった。ここでの反省点はやはり同じ問題を繰り返しやってきちんと消化しなければいけなかったということだ。2回、3回と頑張っている塾生とどうしても点差がついてしまっていた僕の残念な時期だった。
4年生の冬、僕は最高レベル特訓に返り咲きを果たした。サボりがちだった前年度を反省しコツコツ取り組むようになったからだ。クラスも上がり1番気持ち良く学習できていた時期だと思う。結果的に5年生という大事な学年で質の高い算数の授業を受けられたことが、6年生の受験当日まで僕の支えとなってくれた。
第一志望校の白陵中学と、ちょっと無理かなと思っていた憧れチャレンジ校の須磨学園にも合格できた僕は今、どうしてあんなに頑張れたのかな??と当時の様子を振り返ってみた。そしてそれは担当の先生のことが大好きだったからだと気づいた。算国理すべての先生が好きだった。特に過去問を見てもらった時に先生の的確なアドバイスと熱血メッセージはとても励みになった。今でも過去問ノートは大切に保管してある。先生方のおかげで入試1週間前に須磨学園の過去問の合格点を初めて超え、その勢いでまさかの合格を手にすることができた。
僕は小学生の間、習い事が長く続かなかったが浜学園だけは6年間頑張って通い続けることができた。合格という結果ももちろん嬉しいが、中学受験という活動を結果を出すまで続けることができたということも同じくらい嬉しく思う。そしてそれに付き合ってくれたすべての人たちにありがとうと伝えたい。