僕は5年生から浜学園名古屋教室に通っていました。最初はS1クラスでした。最初のクラス替えでV2クラスに上がりましたが、国語の公開学力テストの偏差値が40以下でS1クラスに落ちました(今思えばこれが最初で最後のクラス落ちでした)。次のクラス替えでV2クラスに上がり、5年生の夏からはほとんどV2クラスを維持していました。復習テストや公開学力テストでもいい成績を取ったり取れなかったりで悪くはありませんでした。5年生は特に頑張ることなく、ただ勉強してただ通っていました。
6年生になると一気に宿題やイベントが増えました。7冠特訓にも参加して、惜しくも手が届かなかった「東大寺学園中学校」を意識するようになりました。東大寺中は今まで目指していた東海中と問題傾向が似ていると聞いたので、6月頃からは東大寺中に向かって頑張りました。東大寺中を目指す中、復習テストと公開学力テストでケアレスミスが目立つようになりました。特に算数のミスが目立ち母にも怒られ、先生に相談しました。先生は途中式をしっかり書くということを勧めてくれました。母ともテスト終了8分前には見直しの時間を設けるということを決めました。僕はこういうテストや宿題のルールをノートに記しました。このノートは受験前やテスト前に読むと落ち着けたり、気をつけることの再確認ができるのでお勧めします。
気がつくと夏になりました。日曜志望校別特訓が始まり、夏期講習やマスターコースもあって訳がわからなくなりましたが、最難関コースで頑張りました。夏期講習中成績は伸びませんでしたが、結果に出るまで時間がかかるという先生の言葉を信じて頑張りました。すると9月の公開学力テストで3科100傑を達成しました。夏期講習で頑張ってよかったと思いました。10月も3科100傑を取りました。その結果僕は悲願のV1クラスに上がることができました。しかし次の公開学力テストで事件は起きたのです。11月の公開学力テストで偏差値60取れませんでした。原因は完全に100傑を取って浮かれていたことです。勉強をサボるとこうなるということを思い知りました(僕は国語の宿題の文章などをできない時はサボっていました)。それからは、母が勉強の計画を立ててくれたり、国語の読解を一緒にやってくれたりなど、本当にいろいろやってくれました。先生にもアドバイスをもらいました。僕は勉強だけに集中しました。僕はここからやっと本気を出しました(これを読んでいるみなさんはこうならないように初めから頑張ってください。そうすれば余裕です)。11月は宿題のやり方もていねいに変え、立て直しを図りました。僕は宿題をひたすら全部終わらせることを決めました。入試直前特訓も頑張り、過去問も一日一年分はやりました。前受けの日も本番だと思ってやることを心がけました。
そして迎えた受験当日。緊張した空気の中、浜学園の先生が頑張れと明るく迎えてくれました。教室に入ったら全身が震えましたが、入試激励でもらったプリントに取り組みました。そして、ノートを読み返し心を落ち着かせて受けました。合格発表日まで緊張しませんでした。理由は受かっている以外あり得ないと思ったからです。なので結果を見た時は驚きませんでした。僕は毎日学校に行っていました。学校に行った方が気分転換になるのでお勧めします。僕は全受験校に受かりました。いろいろありましたが、よかったと思える受験になりました。浜学園での経験や学んだことは一生ものです。