僕が灘中学を受験したことで学んだことを皆さんに伝えたいと思います。
僕は3年の夏に浜学園に入塾しました。4年頃までは、授業を聞くのが楽しく、毎週のテストで100点を取ることを目標にしていました。
5年になると、さらに学びたいと思うようになり、最高レベル特訓をWebで学習したり、もっと色々なイベントや模試などにも積極的に参加してみたいと思うようになりました。特に灘中に関するイベントなどのお知らせが増え、徐々に「灘中」に対して意識するようになり、夏頃には僕にも合格できるかもしれない、合格できるように頑張りたいと思うようになりました。
夏休みに初めて灘の特訓を受けるために西宮まで行きました。
今振り返ってみると、あれがよい刺激になったように思います。
6年になると、名古屋にM灘コースを設置してくださり、僕のやる気は最高潮に達しました。しかし、順調に進んでいたのも夏前まででした。なんと、僕は8月の初めに体調を崩し「天王山に登りたいけど登れない」状態になってしまいました。この1ヶ月は、全く宿題ができず、本当に辛かったです。それを巻き返すため、秋以降1秒たりとも無駄にするまいと心に誓い必死に勉強しました。特に日曜志望校別特訓と入試直前特訓は緊張感を持って取り組みました。年末年始は父と二人で特訓を受けに西宮まで行きました。GWよりも皆が集中していて、緊張感がさらに増しました。1月8日には前受けがあり、幸先良いスタートを切ることができました。しかし、当然喜んでいる暇などありません。灘中にむけてさらに猛勉強しました。そうして入試前夜をむかえたのですが…なんと、突然高熱がでてしまいました。翌朝になっても熱は下がらず、苦しい中での闘いになりました。結果を知るのはとても不安でしたが、何とか合格できました。受験番号を見つけた時は、本当に嬉しかったです。
受験勉強を通して、僕は体力をつけることと免疫力を高めることが何よりも大切だと思いました。僕みたいに大事な時に体調を崩してしまうのは惜しいことです。特に入試の時に体調を崩してしまうと実力が発揮できず、残念な結果になってしまうかもしれません。そうならないためにも是非体力はつけておいてください。
また、灘中を受験するのであれば、5年のうちから灘中に特化した勉強を始め、特に国語の語句については、5年のうちに大半を済ませておくとよいと思います。6年になったら灘中関係のイベントには可能な限り参加してください。
僕は、東海中学に進学することにしましたが、M灘コースの仲間達と共に勉強をしてきたことで、精神力・忍耐力が身についたと思います。また、今後の自分にプラスになったと信じています。
これから受験をされる皆さん、悔いのないよう、精一杯頑張ってください。陰ながら応援しています。
この3年半、色々な方に大変お世話になりました。灘中合格に導いてくださった皆様に感謝します。本当にありがとうございました。