私がおすすめする受験勉強法のキーワードは、「復習」です。具体的に言うと、復習テストや公開学力テストなどの間違い直しをきっちりとすることです。私はこれを徹底して行いました。
そもそも、間違えた所というのは、自分の記憶の中にある「穴」のようなものなのです。その部分をやり直してきちんと頭に入れ、記憶の「穴」をどんどん埋めていく。それをずっと続けていけば、記憶がほぼ完全なものになりますよね。タイトルに書いたように、「復習は記憶の母」なのです。私は、それを完全に理解できるようになるまで何回も繰り返して行ったため、入試本番の時も、社会や理科などの暗記ものは即座に解答することが出来ました。
また、「復習」は特に、苦手だった算数においても絶大な力を発揮してくれました。例えば、日曜志望校別特訓の実力テストを解いているときに、「あれ?この問題、似たようなものを夏期講習の復習でやったな」と思ったり、入試本番のときも「この問題、昨日先生に質問したのと似てるな」と思ったりするなど、本当に役に立ちました。
また、浜学園のカリキュラムはマスターコースなどで勉強したことを、季節講習などで、もう一度復習する、という形で組まれているため、知識の再確認を十分にすることが出来ました。
これから入試を迎える後輩の皆さんも、是非「復習」を怠ることなく学習に励んで下さい。努力した分だけ後で必ず報われるはずです。
最後になりますが、今まで自分を支えて下さった皆さん、本当にありがとうございます。共に切磋琢磨した友達、私の質問に一生懸命答えて下さった先生、それから最後まで温かく見守ってくれた両親、皆さんのおかげで無事に受験を終えることが出来ました。心から感謝しています。本当にありがとうございました。