受験勉強を通して特に苦しかった時期は、「夏」「冬」「入試直前」です。
「夏」には、土曜集約マスターコース、夏期講習、日曜志望校別特訓、最高レベル特訓算数などたくさんの課題がありました。分量が多く、宿題をする時間もとれないほどのスケジュールだったので、精神的に辛かったです。さらに夏は暑く、バテてしまって大変でした。そこで時間を精いっぱい確保してやり切る努力をする一方、どうしても無理なものは後に回すことにしました。優先順位をつけて、重要なものから仕上げていくことにしたからです。そして、残ったものは夏が終わってから、時間が余ったときに復習としてやりました。
「冬」には、総復習をしました。復習テスト、演習プリント、公開学力テストの間違えた問題の
解き直し、テキストの読み込みの他、過去問を解きました。算数には特に力を入れ、理社の暗記も行いました。質は浜学園のテキストで十分なので、量は自分でやり込みました。
この時、気を付けたのは睡眠時間をけずらないことです。疲れがたまり、復習をしても頭に入ってこないからです。
第一志望校対策として優先したのは、過去問でした。試験問題の傾向をつかむことができ、自然とこれまでの復習になるからです。東大寺学園中は6年分に加え、浜学園の対策テキスト、東海中は算数10年分、他教科は6年分を解きました。
「入試直前」は、受験の緊張に苦しみました。不安でいっぱいだったのですが、先生や両親のアドバイスもあり、本番では「今まできちんと勉強してきたのだから自分を信じよう。全ての単元は頭の中に入っているはずだから知識を引っぱり出そう」と思い、集中して解くことができました。
正直とても不安だったけれど、合格できて良かったです。まず作戦を立て、進み具合に応じてそれを見直し、やり切ることはとても大事だと思いました。