僕が受験勉強の中で一番心に残っていることは、僕の心に火がついたきっかけです。僕はもともとやる気を出すのがとても苦手で勉強をやろうとしてもすぐにさぼってしまうことが多かったです。そんななか、11月下旬に受けた東海中プレで同じ教室の仲間が上位成績者の欄に載っているのを見ました。また、その仲間が日々猛烈に努力をしているのを母から聞きました。それを聞いて、「努力をすればこんなにも実力をつけることができるのか…」と思い、それがきっかけで僕はやる気を持つことができるようになりました。そんな貴重な経験をさせてくれた仲間には、ものすごく感謝しています。そして、その次の日から、今まで全くできていなかった早起きもできるようになりました。
さて、その上でやらなくてはいけないことは何かと考え、まずはゲームとテレビとYouTubeを封印しました。皆さんにもこれはやっておくことをお勧めします。余談ですが、これらにはまっている人には少し困難に思えるかもしれません。僕もそうでしたが、1週間ほど我慢すると自然とどうでもいいような気持ちになれます。また、そうする中で、自分は受験に向けた意思がはっきりしていなかったことに気づきました。そこで、母と相談して、入試では奨学金をもらえるほど頑張るという非常に高い目標を立てました。さらに、父と、もし合格したらゲームソフトをいっぱい買ってもらえるというルールも作りました。そして、もし勉強中にさぼりたくなったら、これらの目標を思い出すことで、途中でさぼりたくなる気持ちも解消できるようになりました。こうすることで、入試当日まで自分が納得できるぐらいの努力ができるようになりました。
その努力の結果、残念ながら奨学金はもらえませんでしたが、目標としていた中学校に無事合格することができました。それを知った時の喜びは僕の人生で経験したことがない大きなものでした。僕の受験をサポートしてくださった先生方や両親、そして素晴らしい経験をさせてくれた浜学園の仲間たちに感謝の気持ちで一杯です。これから受験する皆さんも浜学園のすばらしい仲間と一緒に受験を頑張ってほしいと思っています。