僕は、3年生から浜学園のマスターコースに通いました。入塾した頃は、受験を意識することなく、Sクラスでなんとなく勉強をする日々を過ごしていました。そのまま5年生まで、宿題や授業が増えるのが嫌で最高レベル特訓や社会に通わず、マスターコースのSクラスで通い続けました。
5年生の秋に星光の学校説明会に行き、少し受験を意識し始め、大好きなテニスは退会しました。
6年生になりVクラスに上がるぞと意気込んだのですが、どれだけ頑張っても最後までVクラスには上がれませんでした。
ただ、なんとか公開学力テストで600位以内には入り、夏以降の東大寺・星光コースの受講資格は得られ、受験するという気持ちだけは保つことが出来ました。本当にきつかったですが、それがあったから秋から本番までの4ヶ月を乗り越えることができたと思います。
秋以降の模試は、第一志望の星光は、常にD判定。なかなか結果が出ず、受験する気持ちも切れかかっていました。しかも、12月の冬休み直前にアクシデントがあり、右腕を骨折。今までの人生で一番絶望し、星光を諦めようと思いました。その時、父と母は、「なんとか字は書けるから、大丈夫だよ。本番まであと1ヵ月。神様が『最後まで諦めるな』って言ってくれてるんだよ」と背中を押してくれました。
元旦の模試で、国語B判定、算数D判定、理科A判定。初めて見たAやBの文字が嬉しかったです。本番までの1週間は、算数の応用問題を中心に取組み、本番は全力を尽くしました。結果は、合格。本番当日まで伸びました。
たとえ希望が薄くても最後まで諦めないでください。本番まで諦めない心を持って、努力を続ければ、奇跡は起きます。
最後になりましたが、浜学園の先生方、お世話係さん、家族、たくさんの人に支えられて合格することができました。本当にありがとうございました。