僕が浜学園に入塾したのは5年生からでした。クラスは土曜マスターコースのH2で、まだ受験など頭になく、ただ授業を聴いて適当に宿題を済ませて早く遊びたい気持ちの方が強かったです。先生から時折「もう来年は受験やねんからしっかりしろ」と言われても「まだまだやん」と思っていました。
6年生になってマスターコースに移りました。クラスはH1クラス。その時も「まだまだや」と思っていました。
7月にS2に上がれました。Sになったときはうれしくてやる気がわいてきて、夏休みは勉強を頑張ることができました。その結果、8月にはS1に昇級。もっと自信が湧いてきました。僕は国語、社会、理科の暗記分野は得意でしたが、算数と
理科の計算分野が苦手でした。得意科目はずっとベストに入っていましたが、苦手分野はいつも平均点以下でした。算数、
理科ではとにかく計算ミスや勘違いが多かったです。なので両親からはいつも途中の式をきれいに書くよう言われてましたが、うまく直すことができませんでした。
ところが、8月の合否判定学力テストで初めて星光がB判定になりました。僕は突然良い成績が取れ、今まで以上に自信を持ちました。
しかし、この後「大丈夫だ」と思い込むようになり、9月からあまり授業に集中していませんでした。この時にもっと
勉強しておくべきだったと今は思います。
日曜志望校別特訓が始まり、僕は清風理Ⅲコースでとても悪い点数を取り続けました。国語はよかったのですが、算数、理科は絶望的でした。
11月になっても状況は変わりませんでしたが、僕は星光コースに移ることに決めました。第一志望の星光に行きたかったし、早くうつらないと間に合わなくなると思ったからです。
星光コースにうつってからもダメダメでしたが、くやしくて精いっぱい勉強しました。それでも算数は上がらず理科はもっとひどかったので、目標を星光に絞って理科は授業と宿題だけやることにし、社会だけに集中しました。
星光の入試練習でも合格は1回だけで、それもぎりぎりの合格でした。最後の星光中プレもC判定でとても落ち込みました。もう無理かもしれないと思っていました。しかし両親からの励ましや浜学園の先生の「可能性はあるから志望校は変えるな」という言葉を信じて、集中して過去問に打ち込みました。
当日の朝は合格宣言で気合いも入り、落ち着いた気持ちで受けることができました。結果、入試当日が今までのテストで一番の出来でした。自信はありましたが、合格を知ったときは心底安心しました。
後輩の皆さんは昇級やテストの良い結果にも油断せずに頑張って、先生や両親のアドバイスをしっかり聞き入れて、合格を勝ち取ってください。