僕は、小4の春期講習のころに、浜学園に入塾しました。
はじめは、半年ほどH1クラスにいました。それから、成績は徐々に上がっていき、初めてS3クラスに上がったときはうれしかったです。
小5のころには、Sクラスの中を行き来していました。小5の終わりごろまでにはいろんな学校を見学し、大阪星光学院を目標とするようになりました。
小6になったときには、やる気にあふれて授業を受けていきました。しかし、4月あたりになると少しずつやる気をなくし、宿題をしっかりやらない時が多くなり、成績が少しずつ落ちていき、そのまま夏期講習まで行ってしまいました。
夏期講習は、マスターコース、日曜志望校別特訓、そして夏期講習とたくさんの授業があり、とても難しく速くなり、授業についていけなくなりました。
9月ごろになると受験が近づいたという実感がわき、このままではいけないと思って少しずつやる気を取り戻し、がんばって勉強しました。日曜志望校別特訓は、7,8月には、M星光・東大寺コースにいっていましたが9月からはR清風理Ⅲコースに移りました。内容が易しくなったため、逆により頑張ることができ、成績が伸びるのがわかりました。難しく感じたらコースを変えることも一つの選択です。
10・11月になると緊張と焦りでより実感がわき、勉強をたくさん頑張りました。このころになると日曜志望校別特訓を中心にがんばることが大切だと思いました。
12・1月になるとプレッシャーがだんだん強くなり、本当に、大阪星光学院に受かるかどうか、心配になってきました。合否判定学力テストでは1回目がC判定、2,3,4回目はD判定と、受かる可能性はとても低いのが目に見えます。しかし最後のわずかな可能性を信じて、死に物狂いで勉強しました。家族もとても応援してくれてうれしかったです。1月10日を超えたあたりからプレッシャーが強くなり、ほとんど勉強できませんでした。
ついに受験の日、大阪星光学院の入試が始まりました。すごく緊張していながら、合格を信じていました。油断せず、失望しない、この心理状態が最も受験で成功する心理状態だと思います。国語、算数は出し切れる実力を出し切りました。しかし社会ですこし油断してしまって、思い通りにできず、「落ちたな」と思いました。このあとの清風ではいつもの力が出せなくなり、理Ⅲにとどまってしまいました。そのまま清風南海を受け、あとは星光の結果を見るだけでした。
結果は、不合格。合格最低点からわずか1.2点の差です。この時、いつも先生が言っていた、「一点の重み」を身をもって感じ、泣いてしまいました。清風南海は無事受かりましたが、心のどこかにすっきりしないような気持ちがありました。そのまま清風南海に進学することになり、説明会に参加している途中で、星光から繰り上げ合格の電話が来ました。そのあと外に出て、これまで感じたことのないほどの喜びをお母さんと感じました。僕が一番伝えたいことは、どんな成績でもあきらめないこと、本番は冷静になり、気持ちを整理することです。頑張ってください。