受験を終えた今、僕は達成感と感謝の気持ちで一杯です。浜学園での3年間はふり返ってみると、辛いことの方が多かったけれど、途中で投げ出さずに頑張って本当に良かったと思えます。
最初は4年生でHクラスに入り、毎日の宿題を丁寧にやること、復習テストの見直しをすることでVSSクラスまでは順調に上がることができました。5年生になった時になんとかVSVクラスに入れたのですが、レベルの違いに驚き、そこからは周りについて行くのに必死でした。クラス替えの時は毎回下がらないかとヒヤヒヤしていました。
5年生の間は何とか踏み止まったのですが、6年生になって2ヶ月経った4月に遂にSクラスに下がってしまいました。公開学力テストが悪く、特に算数でケアレスミスが多かったのが原因です。とてもショックだったのですが、絶対また上がってやると強い気持ちを持って、それからは毎日の宿題もテストだと思って危機感と緊張感を持って取り組みました。その結果6月にはVクラスに戻ることができ、その後も最後までVクラスを維持できました。
僕は須磨学園が第一志望で、合否判定学力テストではずっとA判定だったので、11月頃は少し余裕を感じてしまいました。その結果、夙川や滝川のプレテスト、須磨学園の入試練習で思ったような結果が出せず、自分は本番に弱いんじゃないかと自信を失いかけました。両親が心配して12月に初めて浜学園の教育相談を受け、先生から今まで頑張ってきたから大丈夫、入試形式に慣れるために過去問をしっかりやることをアドバイスされました。マスターコース、日曜志望校別特訓の宿題に過去問までとても手が回らないと思ったのですが、父が毎日のやることの予定表を作ってくれ、その通りにやること、できなかったらすぐに予定を見直し挽回することで、本番までに須磨学園は過去6年分、他校は3年分の過去問をやり切りました。
できることは全てやったと思えたことで不安や苦手意識は無くなり、全ての試験を普段どおりの平常心で受けることができ、第一志望の須磨学園は3回ともBコースで合格できました。その後の六甲学院と神大附属の試験も最後まで手を抜かず受けました。できることをやり切った結果、僕は受けた試験7回、全てに合格することができました。最後まで頑張って本当に良かったと感じています。
一生懸命に指導してくださったり励ましてくださったりした浜学園の先生方、事務のみなさん、いつも支えてくれた両親、家族には感謝の気持ちでいっぱいです。周りへの感謝を忘れず、中学生になっても志を高く持って、成長し続けたいです。