私は、5年生の春、浜学園に通い始めました。志望校は池附・高槻でしたが、何をすればいいのか分からず、家では宿題を、塾ではテスト勉強だけをしていました。しかし、そのお陰かHクラスからSクラスに上がることができました。
6年生の春、国語の成績が落ちたので、豊中教室で行われていた「記述力養成講座」を受けてみました。すると、文章構成を学べて、国語の成績が上がりました。なので、国語の苦手な人はこの講座を受けてみることをおすすめします。
夏になり、算数が壊滅的な成績になって、マスターコースでも最下位に近く、とても焦りました。なので、早朝特訓ではわからない問題は自力で解けるまでとことん質問し、塾が無い日は図書館で5、6時間程自習していました。
秋のはじめ、夏の成果が出て偏差値は20、30上がり、マスターコースでも1位をとることができました。
11月の終わり、高槻と同じレベルの学校である須磨学園のプレテストを受けてみました。判定は散々でしたが、学校の雰囲気が気に入り、私は急遽、第一志望校を須磨に変えました。すぐさま過去問を購入し、最低2回全てやるために計画をたてていきました。
冬になり、入試直前特訓が始まりました。いよいよ入試が目前に迫ってきたけれど、塾の宿題もあって過去問はなかなか思うように進みませんでした。ただ、元々あまりくよくよ考え込むタイプではないので、入学後の自分の姿を想像しながら、とにかく目の前の課題をこなすようにしました。最初は手も足も出なかったような問題も少しずつ理解でき、合格点がとれるようになりました。
受験勉強一色の1ヶ月半が過ぎ、受験当日、須磨のミニ講義で先生が「君たちほど、沢山の問題にとりくんできた受験生はいない。」とおっしゃい、それが自信に繋がりました。《自分が分からない問題は皆わからない》と思い、わかる問題はしっかりととれるように全力で取り組みました。その結果、第一回はAで、第二回はBで合格できました。
受験に関わらず、とにかく諦めずに考えをポジティブにすることが大事だと分かりました。急な志望校変更なのに「応援します」と言ってくださった先生、いつも優しく見守ってくださった事務員の方々、勉強のサポートをしてくれたお母さん、本当にありがとうございました。