僕は6年生の2月頃、行事が充実しているところが気に入り、須磨学園中学校を志望校にしました。偏差値は常に足りていましたが、コツコツと塾の課題をこなして頑張りました。日曜志望校別特訓も入試直前特訓もずっと一番上のクラスで、復習テストの点数も取れていたし、11月に受けた須磨学園の入試練習会でもA判定だったため直前期は少し慢心していました。
入試1日目の土曜日は須磨学園と夙川を受けました。両方とも手ごたえがあり、夙川より須磨の方ができたと思いました。そのため2日目の朝は1日目より気持ちが浮ついていました。その状態の僕を見た父が「しっかりしろ」と活を入れてくれました。おかげで自分は浮かれていると自覚し、しっかりとした気持ちで日曜日の試験を受けることができました。須磨学園の2回目入試はそこそこ手ごたえがあり、3回目はあまり手ごたえがありませんでした。
3回目の須磨学園の入試を終えてすぐに土曜日の試験の結果を見ました。すると夙川は合格でしたが、1回目の須磨学園は不合格でした。その時はとても悔しく、悲しかったです。今までの努力が無駄になったような気持ちにもなりました。今考えると、浮かれた状態で受験したからだと思います。そして次の日、須磨学園の2・3回目入試の合格発表を見るのはとても不安でこわかったです。結果は、2回目が合格、3回目は不合格でした。1回目は落ちてしまったけれど、2回目はBコースで合格でき、安心し、うれしい気持ちがこみ上げてきました。後日、得点開示を見ると1回目は1点足らずで不合格でした。
今まで支えてくださった先生方や事務員さんたち、そして父と母、その他応援してくれた人たち、ありがとうございました。これから受験をする人たちは僕のようにどれだけいい成績をとっても決して油断することなく、1点でも足りないと不合格になってしまうということを頭に入れ、最後まであきらめず、凡ミスをすることなく、しっかり見直しをして、時間の使い方をよく考えて受験に挑んでください。皆さんが全員合格することを願っています。