私は受験を終えた今「頑張ってきてよかった!」と感じます。私は受けた試験6回、全てに合格することができました。
私が3年間、浜学園でどのように過ごしたかをふり返ってみると、特別なことは何もしていなかったように思います。宿題を丁寧にやること、間違えた問題を見直すこと、わからなかった問題は質問すること、通塾の電車中や授業の合間などのすき間時間にテキストの見直しをすること、そして、復習テストでベストをとるという強い気持ちを持つこと、そのくり返しの日々でした。
最初は4年生でHクラスのみの土曜マスターコースのスタートでした。ただ楽しんで過ごしていましたが、夏期講習はSクラスで受けることになり、あまりの実力の差にショックを受け、泣いたことを覚えています。
5年生はVSSクラスに入れましたが、まだ危機感はなく、クラスが下がらなかったので少しなまけていました。
6年生になって受験を意識し始めたけれど、コロナの影響でWeb授業となり気持ちが緩みました。その結果、3月の公開学力テストでは算数が酷い成績でした。このままではいけないと思い、ゲームをやめ、時間をより大切にするようになりました。
夏期講習では女子最難関中コースを受講し、自分よりも頑張っている周りの姿に強い刺激を受けました。この事で私の意識が大きく変わりました。
7月以降、成績が上がり、トップレベル算数特訓を受けられることになり、Vクラスにも上がることが出来ました。難しい問題についていくのが大変だったけれど、私は以前と変わらず、やるべきことをやり続けました。初めてVクラスでベストをとれた時、自分のやってきたことに間違いはなかったと自信を持てました。
試験本番では先生の「これだけやってきた君たちが解けない問題は他の受験生も解けない」という言葉を胸に、わからない問題は迷わずとばし、解ける問題は確実に解きました。そのおかげで第一志望校の須磨学園に、1回目・3回目はAコース、2回目はBコースに合格しました。その良い流れで、神大附属もリラックスして受験が出来、合格しました。最後までやり切った達成感でいっぱいでした。
今の自分があるのは、送り迎えやお弁当作りなどをしてくれた家族や、一生懸命に指導してくださったり励ましてくださったりした先生方のおかげです。本当にありがとうございました。