私は、今回の受験で失敗したことがあります。それは「過去問にあてる時間が短かった」ということです。須磨学園の場合、入学試験が3回あるため、ほかの中学校に比べて過去問にあてる時間は、長くなければなりませんでした。にもかかわらず、本格的に解きはじめたのは、マスターコースが終わってからでした。過去問特訓や、11月の土日に、1回分解いてはいましたが、そこまで重くは考えておらず、空き時間に、「じゃあ、やるか~」といった調子で、解いていました。反省点としては、11・12月に、過去問を疎かにしてしまったことです。マスターコースも、もちろん大切だけど、12月の宿題は1回か2回解くだけにして、過去問に重点をおくべきだと思います。また、入試の前日の夜ご飯は、「豪華にして、好きなものをたくさん食べたい!」と思うかもしれませんが、あっさりしたもののほうが、いいと思います。そうすることで、次の日の朝ご飯をしっかりと食べることができ、集中して入学試験に取り組むことができるからです。
次に、前受け入試についてです。私は、受験した方がいいと思います。なぜなら、入学試験の雰囲気に、慣れることができるからです。また、合格していたら、自信になるし、落ちてしまってもやる気につながると思います。模試や、復習テストで大切なのは結果に一喜一憂しないということです。あくまでも、1つのテスト。その結果で合格、不合格が決まる訳じゃありません。大事なのは、結果ではなくやり直しです。やり直しにこだわってください。
入学試験本番で解けない問題があっても、あせりすぎないでください。難しいと思う問題は、みんな難しいと感じています。深呼吸をして、潔くとばしてください。
最後になりますが、長い間支えて下さった先生方、事務の方々、本当にありがとうございました。受験生のみなさん、今とても大変だと思いますが、合格して心から笑えるようにがんばってください。