私が浜学園に通いはじめたのは小学5年生のはじめ頃でした。それまでは他塾に通っていたのですが、そこであつかっていた問題とは比べものにならない難しさでした。それに、私はその頃、受験の事などあまり考えておらず、授業はしっかりと受けるものの、宿題はそれほど真剣に取り組んでいなかったので、国語は大丈夫でしたが、算数の復習テストで上手く点がとれませんでした。そのため6年生の夏期講習前に5年生のときに分からなかった問題が公開学力テストで出題され、解くことができずにとても低い点数をとってしまったことがありました。そのときは幸いなことに夏期講習前だったので、分からなかったところを夏期講習で身につけたり、土曜日に質問に持っていき、分からない問題を解説してもらったりして、段々と分かるようになりました。その後の公開学力テストでは前回とはうってかわり、好成績でした。
さて、私は5年生の頃から受験する中学校は三田学園と決めていたのですが、9月からもっと上の学校がねらえる学力がついたので、須磨学園へと志望校を変更しました。しかし、須磨学園の受験対策は全く出来ていなかったので、10、11、12月あたりから猛勉強し、過去問を解いたり、日曜志望校別特訓の問題を大量に解いたりしました。ただ、一度見たことがあるような問題でも、どうやって解くか分からないときがあったので、復習をしっかり行って覚えておくことをしていなかったことをとても後悔しました。それに、基本の解き方は分かるのに応用ができないことが多かったので、受験の前の3か月で、毎日コツコツとやればよかったはずの量をやることになりました。
受験の結果は1回目、2回目、3回目と受けた中で2回目だけがBコースで受かっていて、他は落ちていました。
受かったからよかったものの、受験に対する意識と日々の努力を欠くと学力低下につながります。受験では「毎日ちゃんと取り組む」というあたり前のことが大切だと思いました。