私は2年生の冬期講習から浜学園に入りました。しかし勉強はほとんどしませんでした。4年生の頃コロナが流行り、家でずっとゲームをするようになりました。昼夜逆転し昼の12時に起き翌朝の8時までゲームをしました。成績は悪くなり、コロナ休み明けの公開学力テストで偏差値28を取ってしまい、さすがに親も勉強しなさいと注意するようになりました。秋になると皆が本気になって、それまで同じ位の成績の子がベスト1を取るようになりました。私は悔しくなり、ゲームをやめて、まずは復習テストでベストを目指して勉強を頑張りました。すると5年生の始めにHクラスからVSクラスへ上がることができました。しかし授業についていくのが大変で、すぐにSクラスに下がりました。そこからずっとSクラスでした。6年生からは勉強方法を変えてマスターコースの復習だけでなく、苦手な算数は5年生の最高レベル特訓の問題を、須磨学園に必要なレベルの問題のみにしぼって取り組みました。10月の日曜志望校別特訓では4組スタートとなり、先生からも須磨はもとより夙川ですら難しいと言われて辛かったです。それでも私は諦めずに須磨学園の過去問を10年分、とくに直近の5年分は何度も何度も解きました。公開学力テストの偏差値には反映されませんでしたが、入試直前特訓では2組に上がることができました。しかし、合否判定学力テストの結果はC判定。統一日は夙川、翌日は甲南女子、須磨学園は3回目だけを受験することになりました。それでも諦められず、ひたすら須磨学園の過去問を解きまくりました。そうするうちに最後の2週間くらいから問題の傾向や出題者のくせのようなものが見えてきて、知識を組み合わせると3回目の問題もすらすら解けるようになりました。入試の結果は統一日の夙川1回目、2回目とも不合格で、ものすごく辛かったです。でも午後の須磨学園3回目は一番集中できて手応えもあり、結局のところ夙川も3回目で合格し、希望したすべての学校に合格できました。
最後まで算数が苦手でしたが、折れずに目標を1本にしぼり合格を手にしました。皆さんも自分を信じて頑張れば合格への道は必ず開きます。頑張ってください、応援しています。