3年間先生に言われ続けてきたこと、それは「キミにはスピードも閃きも頭のキレもない!」ということ。そんな私の強みは「記憶力と努力する力」です。この体験記に書いたおすすめの受験勉強法が、私と同じ努力型の後輩の皆さんのお役に立てば幸いです。
算数…私が算数で一番役立ったと思うのは小5最レです。宿題は週に3回取り組み、さらに4週後と8週後にもう一度解き直しました。小5最レをやりこむことで6年マスターコースのB・C問題の負担がかなり減りました。小6最レは非常に難しく、白陵・須磨志望の人には必要なかったと思います。マスターコースや日曜志望校別特訓は週に最低2回はやりました。直前特訓では難しいところもくり返して解き最後まで宿題を2回はやることを貫きました。初見の問題を閃きで解くことのできなかった私は問題数を重ね、解いた問題の解き方を記憶していくしかありませんでした。算数は100%の努力でカバーしていました。
理科…私は4、5年の時に知識単元をほぼ完全にマスターしました。休日には過去の復習テストを時間を短縮して解いたり簡単な入試問題をやってみたりするという復習・実践をくり返しました。そうすることで早めに基礎土台を固め、6年生で化学や物理の応用問題に専念できました。
私が受験することを決めてから3年、頑張り続けることができたのは塾の先生方や友達のおかげです。「女子は後伸びしない」と言われるように私も6年生の後半、公開学力テストで百傑に届かないことがありました。4、5年生では十傑に入ることもあったのにと考えると大変悔しく、はがゆい思いでした。しかし私はマスターコースで友達と他愛ない話をする時間が楽しくて仕方がなく、土曜集中特講や日曜志望校別特訓で大好きな先生方に会えるのが楽しみでした。100%の努力+心の楽しみで私は、笑顔で3年間を過ごし、笑顔で合格証書をいただくことができました。この場をお借りして、浜学園の先生方と明石教室の仲間達にお礼を言いたいと思います。この体験記を書き終えることは浜学園からの卒業を意味します。心に穴が開いたような気分…。でも、ここが新しいスタート。頑張ります!