この体験記を、大阪教育大学附属天王寺中学校を第一志望にしている人に読んでもらえると嬉しいです。
私は5年生から土曜マスターコースのHクラスで入塾しました。Hクラスではベストをたくさんとれましたが、Sクラスに上がった途端取れなくなり自信を無くしてしまいました。しかしそれでもがんばっていたら6年生になりだんだんベストをとれるようになりました。ただ、合格可能性判定書の附属天王寺中学校はD判定でした。でも、最後まであきらめず頑張りました。
本番の入試で一番焦ったのは検査Iの問題でした。これまでの検査Iは主に理科が出題されていて、私は得意にしていました。ところが今年は、まさかのプログラミングが出題され理科はほとんど出ませんでした。プログラミングは学校の総合の授業で先生の話をしっかり聞いていたので何とか解答できましたが、かなり焦りました。得意科目は2つ以上あると安心だと思います。
過去問では算数の点数が一番悪く、もし1次試験で落ちたら得意な検査Iやがんばった副教科が出題される2次試験を受けられず勉強が無駄になると思ったので、最後の1か月は特に算数をがんばりました。すると本番の算数では全問解答することができました。半泣きで算数をがんばってよかったと思いました。
次に具体的にがんばったことを書きます。
国語は日曜志望校別特訓の度に作文を提出し、添削されたものをもう一度やり直して提出しました。添削された作文に書いてある注意事項は紙に書いて勉強机の前に貼りました。入試一か月前ぐらいからは「一日一作文」を意識して、できるだけ毎日何かしらの文章を書くように心がけました。過去問も含めてたくさん練習したので、本番少し変わったお題が出ましたが、なんとか書くことができました。
算数は小問スペシャルの①と②をそれぞれ2回以上しました。日曜志望校別特訓の問題や復習テストのやり直しもして、苦手な問題は父に教えてもらいながら何度もやり直しました。
理科は過去問や模試でも一番できていましたが、知識問題は得意ではなかったので、「暗記分野の踏破」を2回しました。附天は難しい計算問題はあまり出ないので、入試直前特訓では、知識分野を中心に勉強したし、学校の教科書から実験の問題が出ることもあったので教科書の復習もしました。
社会はかなり苦手だったのであまり書けることはありませんが、地理は白地図を、歴史は年表を、公民はまとめノートを作って勉強しました。
社会と副教科も学校の教科書をよく読んで勉強しました。体育は基本的なことができていれば問題ないと思います。
最後に、絶対に早めに朝型に変えた方が良いです。私は前受け校の入試の日に朝から眠くて転科合格だったので、慌てて朝型に切り替えました。皆さんの合格を心からお祈りしています。頑張ってください。