ぼくの受験校である、大阪教育大学附属天王寺中学校は、とても色々な試験があります。国語や算数、理科、社会は、もちろんのこと、家庭科や図工、音楽、体育までもあります。国語では、時間が少なすぎるということと、作文があることが大きな壁でした。時間が30分しかなくて、気を抜けば大きい問題一個丸ごと落とすほどシビアです。作文は、かわった題名が出るときもあるため、数多く練習し、その都度浜学園の先生に見てもらいました。本番でも脳をフル回転させて考えました。算数は、作図がありますがあまり、難しくはありません。浜学園の先生にしっかりと一から教えてもらったからです。理科や社会では、実験や言葉の意味をよく聞かれました。しかし、これだけでは、ありません。一番苦戦したのは、それ以外の教科でした。家庭科は、学校の教科書を一から読みましたし、図工も図形の書き方からかげのつけ方まで一からがんばりました。音楽も終止線や音符の種類、クレッシェンドなどの記号も覚えました。ただし、体育は、先生が言っていたとおり、あまり練習をしませんでした。これをふまえて言えることは、一人でかかえこまないことです。あまりにも教科が多く、何度もくじけてしまいます。副教科は、自分が思ったよりも難しいものです。しかし、それを一人で考えずに、先生や家族に相談することで気持ちが楽になります。答案も浜学園の先生にたくさん見てもらいました。しかし、困ったことに、一次試験が受からないと、二次試験の副教科を受けることができません。そんな考えを受験前に考えてしまうかもしれません。でも大丈夫です。いままでやってきたことは無駄になりません。必ず一次試験に受かると思ってがんばりましょう。そして自分の実力を信じましょう。最後に、「合格」という言葉にみなさんがたどりつけるようにがんばってください。心から応援しています。