◇私が浜学園に通い始めたのは新小3の時でした。Sクラスでのスタートでしたが、最初の授業や復習テストが全くわからず、幼いながらも皆との能力の差を感じたことを今でも憶えています。だんだんと浜の環境にも慣れ、勉強にはげんだ結果、途中一度だけHクラスを経験はしたもののすぐに元のクラスに戻り一年を終えました。この時の私はまだ受験のことを真剣には考えていなかったのでクラスのことで落ち込むこともなく、逆にプレッシャーにもならなかったので良かったと思います。
◇小4になるとVクラスができ、私はそこで成績を上げる努力をしました。なかでも小5でWeb受講した最高レベル特訓算数はとてもおもしろく、私の力を伸ばしてくれたと思います。
◇新小6にもなるとマスターコースの問題が難しくなり、すぐにS1クラスに落ちてしまいました。S1の復習テストや授業を受けて、「SとVではこんなにも難しさに違いがあるものなのか!」とおどろき、すぐにVへ戻れそうだと思っていましたが、現実はそんなに甘くはありません。結局私は約6ヶ月も戻ることが出来なかったのです。Vは全ての教科で油断ができないなと思いました。この頃、マスターコースの他に女子トップレベル国語、算数などの特訓講座を受けており、今振り返ると記述と算数の基礎土台を固めることが出来た期間だったと思います。
◇そして、小6の夏休みに忘れられない大事件が起こります。附天の2次試験の内容が大幅に変更されることが決まったのです。私は最初はヤバイ!と思い焦りましたが気持ちを切り替えてここだけは対応を親に任せました。
◇S1の環境にも慣れてしまった私は難しくなったマスターコースの授業でわからない問題が増えてきました。しかしそれがかえって質問をする習慣につながり、成績も安定し始めた秋にやっとVクラスにあがることが出来ました。ですが、ここで附天を第一志望にしていた私は難問より基礎固めを選択します。数週間だけVクラスに合流したあと、自分の意思でS1に戻りました。小6終盤では附天の講座や清風南海の講座、プレテストなどが重なり塾生活が辛くなったこともありましたが、くじけずにやり通しました。この頑張りを私は一生忘れません。
◇結果、私は大教大附属天王寺中学をはじめ、その他全ての中学校でも上位コースでの合格をもらうことが出来ました。これは完ぺきな授業をしてくれた浜の先生方のおかげです。また、附属天王寺は少し変わった試験内容にはなりますが、作文添削などは浜でOK、そして浜学園でしっかりと力をつけさえすれば、あとは2次試験に慣れる経験を少しずつ積んでおけば大丈夫です(2次試験対策の講座も大晦日にありました)。
◇私が自分の経験を通して言いたいことは、常に上を目指し自分の意思で行動するのが大切だということです。そうすることで沢山の勉強を乗り越えた先で自らが望む選択肢を手に入れることが出来ます。皆さんもあせらず全力を出し切ってください。
◇最後に先生方や事務員さん、両親をはじめ私を支えてくれた全ての方々に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました。