僕が浜学園に通い始めたのは、小学6年生の夏休みからで、受験までもう少しという時期でした。ですが当時の僕は算数をはじめ全体の成績が悪く、志望校に合格できるか本当に分からない状態でした。浜学園には夏期講習が終わっても通い続けましたが、毎回受けていたテストは50~60点ばかり、70点取れていれば良い方で、初めの頃はとても悩みました。しまいには勉強がイヤになってサボってしまっていました。(今思えば、あそこでサボっていなければ、この後に苦労することはなかったし、中学校ももっと難しい所も目指すことができたかもしれないと内心後悔しています。)
やがてサボっていることを親にしかられ、真面目に勉強するようになりました。すると、やり続けているうちに少しずつ、本当に少しずつですが点数が上がり始めました。その後もどんどん上がり続け、ついに100点を取ることもできるようになりました。
しかし、全教科という訳ではありません。僕は算数が苦手で、算数だけは一向に成績が伸びませんでした。伸びないままに12月を迎え、どうしたらいいのかと絶望していました。
そこで、自分が今まで解いた算数の問題を見てみると計算ミスや書き間違いなどのケアレスミスが多いことが分かりました。問題を慎重に解くことを意識し、気が付いたら受験当日でした。
僕は無事に合格することができましたが、あの時ずっとサボり続けていたら合格は厳しかっただろうと思いました。しかってくれた親にはとても感謝しています。そして、この受験を通して僕は知識以外に学べたことがあります。それは努力の意味です。努力をしていれば、結果は遅れていようとついてきています。努力を続ければ、いつかは結果を出せます。
中学生になってもその努力を続けていきたいです。本当にありがとうございました。