僕が中学受験をして大切だなと思ったことは、返却されたテストの使い方です。6年生になると復習テスト、公開学力テストの他に、合否判定学力テストが加わります。テストをする回数だけでなく、宿題も増えるので、テストをして、テストが返ってきてからの時間の使い方がカギになります。間違い直しが全てできれば良いのですが、量も多く、大変な間違い直しを宿題もやりながら解いていくと、次のテスト、また次のテスト…と間違い直しを全部できずに、次のテストでも間違えてしまいます。そこで、テストの使い方を少し変えるだけで間違いを減らすことができます。まず、返ってきたテストを保管し、前のテストで間違えていたところ(類題)の間違い直しをします。いつもは合っているのに間違えている問題よりも、今まで間違えていたところや初めて出題された問題を中心に解いていくということです。テストは保管して、「あっ、この前間違えていた問題だ」と気付けることが大切です。また、直しても直しても間違えてしまう問題がある人は、テスト用のノートを作り、そこに、問題や解き方などを書いておき、そのノートはいつも持っていくようにしておきます。こうすると、公開学力テストの休憩時間でも、パラパラッと確認しておけば、テストの時、悩まなくても解けるので、時間がかかる問題でも落ちついて解けるはずです。テストの使い方でテストの点数は変わります。なのでぜひ、返ってきたテストを見直すとき、参考にしてみて下さい。受験まであと少し!がんばって下さいね。