私が合格できた理由は、平常心だと思います。試験の前は、緊張したり、眠れなかったりすると聞いていましたが、私はいつも通り落ち着いて過ごすことができました。なぜ平常心が受験前に持てたかというと、自分がその学校に向けての勉強をすべてやり切ったという自信があったからです。1週間前には、「今受験しても受かるぞ」という感覚がありました。残りの1週間は小さな見直しと、暗記だけで過ごすことができました。
私は毎日の勉強のスケジュールを決めて、計画的に進めていました。毎日のスケジュールをこなすと、すっきりとしました。睡眠時間は、7時間とると気持ちよく目覚めました。勉強の仕方はいろいろありますが、私は早めに進めたほうが良いと思います。2018年の附属天王寺の算数の過去問題を1か月前にやってみたところ、60点分の6点でした。その理由は、最初の問題の意図が読み取れず、引きずったまますべての問題を解き続けたからです。お世話係さんと算数の先生に、慌てて相談しました。「解ける問題をきっちり解いて、変わった問題は見極めることが大切だよ。試験当日ではなくて良かったね。変わった問題が出ることがわかっただけでも良かったね」と言ってくれました。「この学校の問題は、あなたがミスをしない限り解ける」その言葉で私は、一問一問を大切にして、解けない問題があっても切り替えて次の問題に挑む強い気持ちを持ちました。
最後の1か月はその学校の傾向に沿った勉強をしましょう。必ず合格に導いてくれます。お世話係さんの「あなたならできる。十分頑張っているから」という励ましも私を最後まで支えてくれました。自分の努力、先生のご指導、お世話係さんの心の支え、すべてがそろい、自信を持った受験ができました。