私が初めて浜学園に訪れたのは小4の姉の体験入塾の付き添いの時でした。私は小2の講義を体験しましたが入塾したのは姉だけでした。姉は通い続け、その後見事南山中学校女子部に合格しました。姉の影響を受け私も小4の2月に浜学園に入塾しました。
ただ成績がふるわず、姉の真似をしていただけでモチベーションが上がらず小5の夏期講習の途中で退塾しました。すると肩の力が抜けて気持ちが楽になりました。
今思い返すと、浜学園を一度離れたからこそわかったことがあります。やはり「中学受験はとても過酷なもので覚悟のある者でなければ無理だ」ということです。それと同時にもう1つ気づいたことがあります。それは南女で楽しそうに生活している姉を見て思ったのですが「苦難の先には良いことが必ずある」ということです。
その考えにたどり着いた私は、覚悟を決めて小5の冬期講習から浜学園にまた通い始めました。当然のことながら成績はあまり良くなく偏差値は50に届かない公開学力テストが続きました。この時期は今振り返ると直前期と同じくらい辛かったです。それでも頑張ることができたのは「この苦難の先に希望がある」と信じていたからです。
やっとSクラスに上がった頃に新型コロナの影響で講義がWebになり自習室は使用不可、先生に質問することも難しくなったのです。ただ小学校の休校により塾の勉強に使える時間が増えたのも事実で、出来る限りの努力をしました。私にとって、小6夏休みはそれほど苦ではありませんでした。両親と相談して日曜志望校別特訓は苦手教科のみを受講していたのも良かったと思います。直前期に入ると勉強量の増加の負担もありましたが、それより受験への不安の方が心の中で大きくなっていきました。そんなときは気分転換してリラックスし、自分を強く信じて過ごしていました。
合格した今、私がお伝えしたいのはお世話になった全ての方たちへの感謝と頑張ってきて良かったという気持ちです。受験生の皆さん、苦難の先にあるものを信じて合格まで突き進んでください。