6年生になると周りの大人たちからも「受験生」と言われるようになります。
6年生は中学受験で最も勉強量が多いと思います。大人たちはあとたったの一年だと言いますが、受験生として頑張っている6年生からすると、とても長い時間です。これまでも頑張ってきたのに、それよりさらにハードな授業と宿題がふりかかってきます。正直苦しい経験になります。その苦しさの一部をお伝えします。
浜学園の6年生は2月から始まります。年度初めになるので、気合も十分入っています。ですが一生懸命すぎると疲れてしまいます。気合で突っ走ってこられたものが、すごく難しく思えます。そして春期講習。春期講習では通常授業(マスターコース)はお休みします。宿題の提出期限が短い代わりに量もそこまで多くありません。しかし、これには落とし穴があります。それは、春期講習終了後の通常授業の宿題です。春期講習に夢中で忘れていた、なんて経験を誰でも1回はしたことがあると思います。
そして夏です。おそらくみなさんが一番苦しむ時期かと思います。日曜志望校別特訓が始まると浜学園で過ごす時間も伸びるし新たに宿題が出るし、さらに夏期講習中は通常授業がお休みになりません。宿題に関しては全部できたらやばいくらいに考えるほうが身のためかと思います。
秋はわりと平和だと思います。そして冬です。いよいよ受験シーズンになり、親や先生たちに気合が入っているのが子供ながらわかると思います。学校を休んで勉強する人も多いです。でも安心してください。そのときのみなさんは無敵です。人は追い詰められたら覚醒しますから。でも、それは今まで頑張ってきたから無敵なんです。勉強をあまりできていないと感じている人だって、少しだと感じていてもやれているんです。だからまだ諦めるのは早いです。ある人の受け売りになりますが、みなさんはきっとできます。私でもできたんだから。