私は4年生の2月から浜学園に入りました。始めは習い事の関係などで、理科と社会をWeb授業にしていましたが、ほとんど見ることができませんでした。習い事の発表会が終わり、一段落ついた後から、4教科すべて通塾に変えました。始めは学校に近い千種教室に通っていましたが、途中から家に近い豊田教室に変えました。
4教科通塾に変わってから2、3ヶ月ぐらいHクラスで、その後はずっとSクラスでしたが、少しずつ成績が上がっていき、最後はギリギリVクラスにすべり込みました。「難関校に受かる子はずっとVクラスだった」という過去の体験記を見た母はすごく不安がっていましたが、私はあまり気にしていませんでした。
最初の頃は社会があまり得意ではありませんでしたし、国語も偏差値が20くらい変動して安定せず、やり方がイマイチつかめていませんでした。ただ、授業やWeb学習で分からないことをそのままにせず、「すぐ先生に質問する」ということをずっと続けていました。また、家族でクイズのように問題を出し合ったりアニメの日本史を毎日見たりするなど楽しみながら学んでいました。冬休みくらいから過去問を始めて、受験する4校5年間分ぐらいをまとめて実施しました。先生にもたくさん添削してもらい、間違えたところを家で見返していました。
試験当日は緊張することもなく、どちらかというとテンションがあがりやすいタイプだった私は、音楽を聴きながら会場に向かいました。
受験生活を振り返ってみると、「勉強ばかりですごく辛かった」という感覚はありません。好きな習い事も続けていましたし、本番の前日まで息抜きもしていました。思い詰めることもなく、みんなの期待を力にして楽しみながら勉強することができたと思います。
私が1番伝えたいことは、あきらめないことです。ほぼ5年生から始めたとしても、ずっとVクラスでなくても、合否判定学力テストの判定がCやDだったとしても、ギリギリまで習い事をしていても、試験途中でお腹が痛くなってトイレに行っても、あきらめないで最後までがんばり続けてください。受からないといけないという責任感やストレスを重く感じ過ぎると、緊張するし疲れてしまいます。気楽に、楽しく受験生活を送ることが良い結果に繋がると思います。
最後に、今までずっと支えて下さった先生方、家族、応援してくれた友達、本当にありがとうございました。