私は6年生の5月に四天王寺中学校へ学校見学に行きました。その時に自主性を重んじる四天王寺中学の雰囲気が自分に合うと感じ、志望することに決めました。
まず、6、7、8月は苦手な算数を徹底的に頑張りました。分からない問題はそのままにせず、マスターコースの算数の先生に質問して理解できましたが、すぐに成績は上がりませんでした。さらに公開学力テストの全体の成績も悪くなりました。苦しい時期でしたが、あまり気にせず今までと同じように先生に分からないところを質問して頑張り続けました。すると、10月頃に算数の成績が少しずつ上がり、公開学力テストの偏差値も上がりました。頑張っても結果が出ず苦しい時期は誰にでもありますが、あきらめず継続すれば合格に必ず一歩近づきます。
11月になると、受験本番が近づいて塾に通う日も多くなり、さらに学校行事も重なって体力的に疲れました。そして、勉強を面倒臭く感じる時がありました。「勉強せず遊びたい」とか、「受験が終わったらどこに遊びに行こうか」などついつい勉強に集中できず、遊ぶことを考えてしまいました。しかし、自分に厳しくしようと思い、終わった後のことは考えずに勉強に集中することにしました。今振り返るとその時期を乗り越えたことが良かったと思います。
12月になると、上本町教室の入試直前特訓に通い始めました。上本町教室は四天王寺志望の塾生がたくさんいたので、授業に自分が集中できていない時は周りの子が頑張っていたら「私も頑張ろう!」と思うことができました。さらに、受験本番に向けて早起きする習慣を身につけることもできたので良かったです。
受験当日一番意識したことは、算数の基礎問題を落とさないことでした。しかし、最初の方の問題で解答に不安を感じるところがあって焦りました。でも、今まで積み重ねてきた努力を思い出し自分を信じて落ち着いて解き直すことができ、無事に合格することができました。
家族や友達に「合格すると思ってたよ!頑張ってたもんね!」と言ってもらえました。泣きそうになるくらい嬉しい言葉でした。勉強が苦しい、しんどい、辛いと思う時があっても、自分が努力している姿を見守って応援してくれている人が必ず周りにいます。これから受験を迎える皆さんも自分を信じて最後まであきらめずに頑張ってください。
最後に、浜学園で学ぶことができて本当に良かったです。お世話になった先生方、事務の方、本当にありがとうございました。