私は、小学4年生のころから浜学園へ3年間通っていました。その中でも私が一番きつく、つらく感じたのは、6年生の夏でした。毎年、7月から8月の夏休みの時期になると、夏期講習があり、宿題や復習、テストなどでとても大変になります。でも6年生の夏から私はさらに日曜志望校別特訓に入り、毎日宿題やテストに追われて、つらかったのを覚えています。その時は、すごくイライラしていて、お母さんやお父さん、弟に強く当たってしまったり、ずっと自分の部屋にこもったりしていました。そんな中、私が前向きに「がんばろう」という気持ちになれた理由は、二つあります。一つ目は、塾に行くと、私よりも高い点を取っている友達がたくさんいたり、お母さんから「他の子はもっともっと勉強して、もっともっとがんばってんで」と言われたりして、「私もこんなとこで終わるもんか」「こんなとこで負けるもんか」と思えたからです。また二つ目は、塾の先生がおもしろく、楽しく授業を行ってくださったからです。なので、塾へ行く時はゆううつで行きたくないなとばかり思い、このまま駅で時間をつぶしておこうなんて何度も思ったけど、授業を受けている時はとても楽しく過ごせました。この二つのおかげで、前向きな気持ちへ変わり、夏をこすことができました。その後も直前特訓があり、お正月もゆっくりなんてしてられなかったけど、どれも今となってはいい思い出です。