私が浜学園を選んだ理由は、いくつかの塾のオープンテストを受けて1番結果が悪かったことが悔しかったからです。実際に通塾し始めたのは5年生からでした。Sクラスで算数のみの受講に始まり、夏からは国語や最高レベル特訓算数を受講するようになり、一気に課題量が増えました。この時期はやる気が全然出ず、友達もいなかったので塾に行くのがあまり楽しいと思えず、宿題では答えを写すこともありました。それでもVクラスに上がって、すごく嬉しかったので頑張ろうという気になれたのを覚えています。
6年生になると習っていたバレエをやめ、学校の友達と遊ぶ時間や趣味の時間もどんどん削られて、しんどい日が続きました。でも、夏には学校の友達が転塾してきて友達の輪が広がり、休憩時間などに話したりして息抜きできるようになり、勉強の効率が上がったように思います。
夏期講習では女子最難関1組に入りましたが、授業スピードについていくのに必死で少し不安になりました。夏期講習がない時はいずみ教室の友達数人で勉強会をして、皆で頑張りました。秋からの日曜志望校別特訓ではL洛南・西大和コース1組のさらに速く難しい授業に圧倒されました。授業の合間にこまめに先生に質問に行くことで夏の間にはあまり伸びなかった偏差値を上げることができ、嬉しかったです。
ラストスパートに入ると入試直前特訓や過去問演習などで頭がパンクしそうになりましたが、だんだん難問が解けるようになってきました。お正月の過去問では、四天王寺中(医志)も西大和中も合格者平均点を超えて自信を持つことができました。
入試本番では、試験中に手が震えて字を書くのに時間がかかりいつも通りできなかったし、時事問題の「ど忘れ」をしてしまい、とても落ち込みました。でも翌日、併願校の勉強中に両校の“合格”を聞き、安心と喜びが一気に押し寄せました。
私は毎朝の漢字・計算・社会を習慣化することと、間違えた問題と算数のC問、理科のLV4、社会は3回以上やることを大事にしていました。入試直前でも22時半には寝るように決められていたので、問題ごとにタイマーを使って効率的に勉強することを心がけました。中学受験では「どんなに辛くても手を抜かず、やめないこと」の大切さを知ることができました。一方、本番で力を出すにはテストや過去問を練習だと思わず、本番同様の緊張感を持つことが大切だと改めて思いました。
同じ目標の友達が多く、自分で勉強スタイルを作れる浜学園は、私にとってかけがえのない居場所でした。2年間支えてくださった先生方、お世話係さん、私を全勝に導いてくださり、本当にありがとうございました。