私は小学3年生の時に浜学園に入りました。3・4年生の時は成績が良く、いつも公開学力テストの偏差値が50台後半ぐらいでした。
でも5年生に入ってからやる気が薄れてきて、勉強をあまりしなくなりました。その結果、成績はどんどん落ちていきました。最終的には偏差値が30台にまで落ちてしまいました。これに危機感を感じて、6年生の春休みは今までで一番努力して、成績が少し上がりました。ただ、そのことに浮かれてしまい、結局成績はまた下がってしまいました。日曜錬成特訓や夏期講習、日曜志望校別特訓などのテスト中にボーっとし、授業中はろくにノートも写さず、先生の話を何となく聞いているだけでした。入試当日までの100日カウントダウンが始まっても全然実感がわきませんでした。
残り20日ほどになったとき、はじめて第一志望に落ちた時のことを考えました。そして、もし第一志望に落ちてしまったらもちろん自分は悲しいけれど、自分以外にも悲しむ人がいることに気づきました。そう考えると、なぜかやる気がわいてきました。
入試直前特訓は本気で取り組み、先生のアドバイス通りにすると、予想問題でも点数が取れるようになってきました。
いよいよ迎えた入試本番。前半はあまりうまくいきませんでしたが、それでもいつも通りの平常心を保ち後半に取り組みました。そして、合格をつかみ取ることができました。
私が言いたいのは、どれだけ成績が悪かったとしても、伸び悩んだりしても、あきらめないでほしいということです。