大きいテストの前には見直しをするといいと思います。
まず算数。算数は一番大事です。算数はこれまでの復習テスト、公開学力テスト、合否判定学力テスト、志望校判定模試の間違えたところの解き直しをおすすめします。正答率が10パーセント以下の問題は時間があったら解いてみてもいいですが、最後になってくると時間が無くなってくるので解かなくてもいいでしょう。正答率が高い問題を確実にできるようになることの方が重要です。すらすら解けるようになるまで何度も同じ問題を繰り返し解きます。
次に国語ですが、文章題は「解答の仕方(聞かれていることに対してどのように答えるか)」などを普段のテストから身につけるようにしましょう。漢字やことわざなどの暗記分野の覚えなおしをすると確実に点を取れるようになります。
そして理科は、物理化学の出題数が多いのでテストに出る問題の解き方を暗記して確実に得点できるようにしましょう。物理化学分野が得意な人はもう一度反応の式や力のやじるしを整理すると正答率がグッと上がるので、復習テストで練習するか暗記するところを見返してもいいと思います。
最後に社会。これは5年生の時にもらった地理のテキスト、歴史・公民のテキストの、要点が書いてあるページの太字の文字とその内容を暗記。社会は地図上での計算以外はひたすら暗記。ただただ暗記するだけです。年代の語呂合わせを自分で作って覚えるもよし、カードの表に問題文を書いて、裏に年代を書いてもよし。人それぞれに自分に合う勉強法があるので自分に合った方法で勉強してみてください。
これまで4教科のテスト対策の勉強法を紹介してきましたが、これはあくまでもいくつもある勉強法の一つにしかすぎません。ほかにいい方法があるのかもしれませんが、私はこれで第一志望校に合格しました。あとは努力を積み重ねて、入試本番の日に自分の持っている実力を遺憾なく発揮できると結果につながると思います。そして、最後には今まで頑張ってきた自分を信じる気持ちも大切です。日々の努力がその自信につながります。