「一意専心」この言葉と共に私はがんばってきました。「一意専心」は「一心不乱」と同じ意味で心を一つのことに集中して他に向けないことという意味があります。私の合格の決め手はこの言葉にあったと思います。しかし、あまり熱中しすぎてもよくないです。休憩をいれてがんばってほしいなと思います。
一つ目。6年になると塾の宿題が増えて苦しんでいました。日曜志望校別特訓とマスターコースの宿題をやりこなすことがたいへんでよく母に怒られていたことを今も思い出せます。でも今になって思うと母の怒った声が合格への一歩でした。
二つ目。私はよく受験が終わってからのことを話していました。『終わったら旅行行ける?』『終わったらスマホ買ってくれる?』そう話すと親に『終わってからのことを言わないで』と注意されていました。私はその時なぜだめなのかを考えていました。受験が終わった今、親になぜか聞くと『現実逃避だから』と返されました。納得。私は受験前、現実逃避をしていたんだと思いました。受験生の皆さんは現実逃避をしてはいけませんよ。受験をやり切ったら楽しい未来になると考えて勉強に取り組んでください。
三つ目。日曜志望校別特訓は1組で入りましたが、周りの子のできがよく、1組から落ちるのではないかと不安でした。そんな時先生が『だいじょうぶ。自分のペースで進んでいこうね』といってくれて自然と安心しました。日曜志望校別特訓やマスターコースでお世話になった先生、本当にありがとうございました。
四つ目。試験中、度忘れをしました。記憶をたどっても簡単には出てきません。そんな時、聖徳太子様に聞いてみました。なんと、聖徳太子様は問題の答えを教えてくれました。私はうれしくて何度も頭の中で聖徳太子様にお礼をいいました。四天王寺中学校を受ける人はピンチになったらやってみてもいいと思います。
私は落ちこみやすかったのでマスターコース、最高レベル特訓、女子トップレベル特訓、アドバイザー、お世話係、事務員の先生たちがたくさんはげまして下さいました。本当にありがとうございました。受験生の皆さんに自分にあった計画をつくり、自分にあったテンポを見つけ、がんばってほしいです。応援しています。