私は3年生の春期講習から浜学園に通いました。その時の成績は、下から2番目のブービーでした。通塾は土曜マスターコースで、もちろんHクラスからのスタートです。初めは、復習テストも平均点も取れず、公開学力テストも偏差値40台前半でした。なかなか成績も上がらず、塾に相談すると「まずは、復習テストを取るように頑張ること、復習テストが取れるようになれば、公開学力テストの点も上がってきます」と教えてもらったので、とりあえず復習テストの点を上げるように頑張りました。
4年生くらいから復習テストはベストもとれるようになり、公開学力テストでも偏差値50前後くらいとれるようになり、念願のSクラスに上がることができました。でも、Sクラスは宿題量も多く、復習テストも難しくて、すぐにHクラスに戻ってしまいました。それからは、Sクラスに上がることを目標にしました。
5年生はコロナで学校も塾もない日々が続きました。時間が出来たので、塾の宿題を丁寧にやることができ、成績が上がってクラスも上がることができました。そして、志望校を四天王寺にしようと決めました。ただ、理科だけは苦手でなかなか成績は上がりませんでした。
6年生になると、今まで取れていた国語の点数が取れなくなり、成績が安定しなくなりました。国語も理科も点数が取れませんでしたが、まだ、焦ったりもしませんでした。日曜錬成特訓も、夏期講習も、Lコースの資格が取れずに難関コースを受講しました。日曜志望校別特訓は後期からLコースを取ることができました。算数だけはベストを取ることが出来ていました。過去問をするようになって、初めて私は焦りました。過去問が全く解けないのです。苦手な理科、国語は勿論ですが、得意なはずの算数も解けません。四天王寺の算数は、問題文も長くて、きちんと条件整理しないと解けません。そこで、私はきちんと式をかく、図をかく、線分図をかくという基本的なことに注意して問題を解くようにしました。理科は、暗記を頑張りました。一問一答だと解けても、なかなか試験は解けませんでしたが、何度も過去問をするうちに、理科もなんとか解けるようになりました。
本番では、理科がとても難しかったです。私は社会を途中でやめてしまい3科受験でした。でも、当日は「絶対、四天王寺に合格するぞ!!」と思って最後の1秒まで諦めませんでした。難しくても、気にすることはありません。自分が難しいと思ったら、みんなも難しいのです。終わった時は、「合格してる!これで落ちたら仕方ないわ!」と思いました。私から四天王寺を受ける人へのアドバイスは、社会は勉強していた方がいいです。めんどうくさくても、基本はきっちりする方が、結局は早いです。悔いのないような試験にしてください。
最後に、私が四天王寺に合格できたのは、浜学園の各教科の先生、アドバイザーの先生、お世話係さん、塾に通わせてくれた父と、怒りながらも夜中まで付き合ってくれた母のおかげです。ありがとうございました。