【6年生マスターコース】
受験勉強の中で私が一番苦労したのは国語です。5年生の頃は物語文では何とか点数が取れていましたが、6年生の国語は問題文の量が増えて読解のスピードが遅かったため夏前頃から成績が落ちてきました。もうその時は「塾をやめてしまいたい」と思いました。しかしマスターコースの国語の先生に教育相談をすると、国語の取り組み方のアドバイスだけでなく励ましてもくれ、もう一度頑張ってみようという気持ちになりました。また国語の浜ノートにも毎週、勇気付けるメッセージを書いていただきました。入試前日も読み直して、入試本番もお守りとして鞄に入れていました。
教育相談をしてから、マスターコースの国語の宿題は以前より記述のやり直しを意識して丁寧にするようにしました。記号問題はひとつひとつ正誤の理由を書き出すようにしました。その成果もあり、国語の成績は夏から少しずつ回復しました。国語は結果が出るのに時間がかかりますが、コツコツやれば必ず点数が上がるのだと実感しました。
算数は好きでしたがスランプの時もありました。その時は必ずマスターコースのテキストのB問題だけを解き直していました。また公開学力テストで判明した苦手分野、不安な単元を重点的に復習し、毎週の宿題とは別に繰り返していましたが、6年生後半になると時間が足りなくなってきました。そこで宿題の範囲であるC問題は私にとって必要な問題を算数の先生に選んでいただき、そこだけをしっかり身につけていくように心がけました。第一志望校の洛南中学の入試では先生が選んでいた問題の類題が出て、本番では落ち着いて解くことができました。
【志望校別特訓】
洛南高等学校附属中学校を目指していたので、L洛南・西大和コースを選択しました。洛南の国語は知識問題が取れず苦しめられましたが、父と二人三脚で過去問をやり、少しずつ点数が取れるようになってきました。算数の授業も課題も難しくついていくのに必死でした。
【入試の四日間】
一日目は高槻A日程を受験しました。模試ではA判定だったので合格するだろうと思っていました。しかし当日は緊張のあまり本来の実力が発揮できず、結果は不合格。
二日目の高槻B日程の試験直前ではAの不合格を知って悲しくて受ける気持ちになれませんでした。母に「受けなかったら合格の可能性がゼロになるよ」と言われて気持ちをなんとか奮い立たせて受験しました。Aより手応えはありましたが、結果は不合格。
高槻Bの後に京都に移動してホテルに宿泊しました。おやすみコールではアドバイザーの先生に「行くところは一校だけなんだから、終わったことをいつまでも引きずらずに明日の洛南の入試に備えなさい」と言われて気持ちを切り替えました。
三日目、洛南の試験は充分に実力を出し切れました。結果は不合格でしたが、高槻の時とは違い結果を聞いても納得できました。
三日目終わった時点で大変疲れていて、四日目の清風南海を受験する気持ちにはとてもなれませんでしたが、受けなかったら合格はないと自分に言い聞かせて受験しました。予定にしていなかった学校だったので、ほぼ新品の清風南海の過去問を行きしなの車の中で慌ててチェックしました。試験後どの教科も実力が発揮できた自信がありました。結果は合格でした。合格の画面を見た瞬間に嬉しくて涙が出ました。この合格は、L洛南・西大和コースに頑張ってついていったからだと思います。
ひとつ感じたことは、三日目の洛南の試験から本来の力が出せるようになった感覚があったので、本番慣れできるように少し難しくて入試日が近い学校も選べば良かったかなと思います。
最後に、私が諦めずにここまでやれたのはマスターコースの先生、L洛南・西大和コースの先生、お世話係さんが勉強だけでなく心の支えになってくれたからだと思います。浜学園に通って良かったです。本当にありがとうございました。