ぼくは3年生の9月に土曜マスターコース生として浜学園に入りました。その時は遊んでばかりでした。土曜マスターコースにした理由も平日遊びたかったからです。
4年生になると公開学力テストの偏差値も高くなっていきました。3年生の時は偏差値30ぐらいでしたが、4年生になると偏差値40から50ぐらいはとれるようになりました。それでも偏差値50以上は運が良ければとれるというくらいで、12回に1回くらいしかとっていませんでした。ただ、4年生最後のテストで算数だけ偏差値56以上とれたので、次から最高レベル特訓算数を受講することにしました。
5年生の2月から最レを受けて知ったことは、上には上がいるということです。ぼくはその時Hクラスで、成績はけっこう上のほうでしたが、最レを受ける人を見るとみんなかしこそうでした。それでも最レは10月まで受けることができました。後から考えてもすごいことだと思っています。最レをやめる少し前ごろ、家族に土曜マスターコースではなくてマスターコースに変えるようにと言われたので、変わりました。マスターコースに変わることに抵抗はありましたが、慣れたらいつもと同じでした。初めにマスターコースに変わった時のクラスはS2でした。そこから勉強して5年生の終わりにはS1に上がりました。
6年生の春ごろはイベントの講義を聞いてもわからないことだらけでした。夏期講習では、いったん基礎を学びました。そして、秋や冬のイベントでは点数を取り「合格」という字を見ることが多くなりました。もう自信満々でした。
そしてむかえた受験当日。その日の前に受かると思っていた学校や第一志望校が落ちるという悲劇がありました。でもぼくのアドバイザーの先生が応援の電話をくれ、その悲しみをやわらげてくれました。だから、清風南海も受験初日だと思いながら受けることができました。そして、見事に合格を勝ち取りました。これができたのは、塾の先生や事務員さん、そして受験当日に安心させてくれる浜学園のライバルがいてくれたからです。どうもありがとうございました。