小学5年生の冬に一般生向けの学力診断オープンテストを受けたのが僕にとっての浜学園との最初の出会いでした。それまでは中学受験を意識した勉強をしてこなかったので、あと一年間しかないことがとても不安でした。しかし、逆に一年間と決められた期間ならば無心になって全力で駆け抜けてみるとポジティブに気持ちを切り替えて、6年生からWebマスターコース生として入塾しました。結果的には、第一・第二志望校には合格できませんでしたが、洛星中学校に合格することができ、自分の中では後悔のない最高の中学受験を経験することができました。今後の受験生の皆さんに少しでも参考になればと思い、自分の受験生活を振り返ってみたいと思います。
まず、Webマスターコースについてです。6年生から受験勉強を始めた僕にとってはすごく合っていたと思います。どの授業も本当にわかりやすく、板書もきれいに間近で見えるので何の不自由もなく、理解できるまでいつでも何度でも繰り返し視聴し、スロー再生でも聴くことができるので、自分のペースでしっかり学習することができました。
次に、7月からの日曜志望校別特訓についてです。入塾してしばらくは毎回の公開学力テストで苦戦していましたが、徐々に勉強の仕方がわかってきて、まず理科と社会の成績が伸び始めました。6月の公開学力テストの4科偏差値で56をほんのわずかだけ上回り、男子最難関コースの資格を取ることができました。いきなり男子最難関コースで対面授業を受けることにはとても不安でしたが、せっかくのチャンスだと思い、7月からの日曜志望校別特訓と夏期講習は通塾することにしました。通塾ではまわりの同じ志をもった仲間たちと勉強できるので、とても新鮮な気持ちでギアを一つ上げて夏以降の勉強に打ち込むことができました。夏休みはいい意味で課題が多く、食事と睡眠以外はすべて勉強にあてて、本当に充実した生活を送ることができました。この夏に、志望校として大阪星光学院、東大寺学園を目指していくことに決めました。9月からの星光・東大寺コースでは、担当講師の各先生はとても熱い指導をしてくださいました。特に、算数が苦手だった僕には“算数はナマモノだ。毎日算数の問題を解くのだ!”の言葉が脳裏に焼きつき、プレミアムブック算数は入試までの日課として毎日必ず解き、算数情熱難問集で過去問を徹底的にやり込みました。算数情熱難問集では先生が僕の解き方、ノートに書いていることすべてに目を通して細やかで的確なアドバイスをくださり、受験前日まで何度も何度も見返しました。
そしていよいよ受験を迎えました。星光・東大寺コースのアドバイザーの先生からの前日のおやすみコール、当日は担当講師陣のミニ講義・入試激励のおかげでリラックスしてベストコンディションで受けることができました。1日目の大阪星光学院、3日目の東大寺学園を受けた後、やり切った感が自分の中にありましたが、これらが不合格の場合には洛星後期を受けることを決意し、東大寺学園の入試が終わったその日から洛星後期の過去問に3日間全力で取り組みました。星光・東大寺で揉まれてきて実力がついていたのか、洛星の過去問は何の苦も感じず、むしろまだ受験ができる喜びを感じながら集中して4年分の過去問をやり切りました。結果、星光・東大寺には合格できませんでしたが、洛星中学校に合格することができ、最後まであきらめなくてよかったと思いました。
最後になりましたが、ここまで僕を指導し、支えてくださった浜学園の講師の先生や教室スタッフの方々、また送迎やお弁当、学習環境を作ってくれるなどのサポートをしてくれた家族に心から感謝したいです。本当にありがとうございました。