9月に、実際の入試と似せた洛星中の入試練習があり、洛星中を第一志望としていた僕にとって絶好のイベントでした。午前に国・算・理と算数2nd(3科生なので4科生の社会のかわり)のテストをし、午後に午前のテストの解説授業を行い、午後8時ごろにテストの成績による合格発表が行われます。当時、少々成績が下がっていて、「スランプかな~」なんて思っていた時期でした。
結果は、不合格でした。マスターコースのテストなどではとれる問題までも不正解で、結果も精神もかなりボロボロになりました。帰りの電車はひどく悲しんでいたため一緒に帰っていた友達からは「自殺なんかするなよ」と言われました。
でも、それがきっかけとなって改心しました。今までの倍以上勉強するようになりました。ちなみに洛星の入試の対策として、国語は古い文学文になれておくこと。算数は速さをきたえておくといいでしょう。理科は物理、化学、地学、力学の全てが出ます。中には応用の問題もあるので、難問になれておくのがベストです。
そのうちどんどん成績が上がり、実際の過去問(前期)では合格最低点を40点上回り、洛星入試練習の2、3回目は無事合格することができました。
やはり、根気が合格につながると思います。実際の入試まで、刻一刻と時間がせまってきたときに、「自分は合格するッ!」という強い意志(もちろん意志だけではだめですが)を持って、時間を大切に勉強するのが、合格への最短ルートだと思います。結果が出なくても、良い方向へ持っていくためのバネとなるものを体感してほしいと思います。そのバネには破壊力があります。受験勉強の大きな機転を作っていただきたいと思います。
僕の体験記を是非参考にして下さると幸いです。