僕は今、洛星中学校に合格できて最高に嬉しいです。中学校では新しい友達と出会えたり、たくさん勉強や運動ができるので4月が待ち遠しいです。
しかし、受験は想像以上に過酷でした。連続していた入試期間の前半に行きたかった学校や自信のあった受験校が不合格になり、完全に僕の中学受験は失敗だと思いました。生まれて初めてくらい悲しくて落ち込みました。しかし、こんな状態では終わるのは嫌だ!ここで諦めてしまうと今までの努力は本当に無駄になってしまう!と思い、覚悟を決めて残りの試験のため精一杯頑張りました。
お陰で後半戦は清風南海B入試、大阪桐蔭L入試の合格を聞き、翌日の試験に向けて自信がつきました。しかし、当然ながら最難関校にまだ一つも合格していなかったので、本当に倍率の高い洛星後期入試に合格できるのだろうかと心の中では不安もありました。それでもここまで来たのだから焦らず力を出し切ろうという思いだけを持って、ひたすら夜まで勉強しました。そして、入試当日は理科や算数などで少し難しいところもありましたが、解けると思った問題はきちんと答えを出し、ベストを尽くしました。
合格発表の日、一人で見に行ってくれた母からの電話で合格を知り、本当に嬉しくてたまりませんでした。一週間の中学受験では、希望通りにならず、悲しくて落ち込み自信をなくしてしまったこともありましたが、最後の最後まで諦めず、なんとか自分を奮い立たせて合格をつかみ取ることができたことは僕の一生の宝です。また、受験を通して学んだことは、努力は無駄にはならない、必ず実を結ぶということと、無理そうだからと自信をなくしたり、逆に自分を過信し過ぎてはならないということです。学校主催のプレ入試がちょっと良かっただけで安心し過ぎて、買ってもらっていた過去問をほとんど解かずに受験し、不合格になった学校が2校。その合格発表の日、ほぼ新品の過去問を見つけた母はあ然としていました(僕の落ち込みぶりに何も言いませんでしたが)。
これから中学生になる自分が忘れてはならないこと、そしてこれから中学受験をされる皆さんにお伝えしたいことは、自分でその時ベストを尽くしているならば、不安があっても自信を持つこと。逆に安心し過ぎていたり、調子に乗ってしまっているな、と感じた時は自分で気を引き締めなければならないということ。そして最後の最後まで決して諦めないということです。
皆さんの志望校合格を心から願っています。