私は、3年生の9月から浜学園に入塾しました。理由は、当時仲の良かった友達に誘われたからです。そして、何の対策もせずに受けた入塾テストは、あと数点とれていなかったら、落ちていたという結果でした。そのため、土曜マスターコースの2クラスの中でも下のクラスでスタートしました。
とても楽しい勉強ができるのかと思い、期待していましたが、中途半端な時期から入ったため、勉強に全くついていけませんでした。ですが、学年も終わりかけになった時から、成績が上がり始め、やっと安心できると思ったのも束の間、4年生になり、マスターコースに変更した瞬間、また成績が落ち始めて振り出しに戻ってしまいました。
このように、成績の上がり下がりを繰り返して、あっという間に6年生になりました。6年生になって大きく変わったことが2つあります。1つは、宿題の範囲が大幅に増えたことです。そしてもう1つが去年よりも、学習の難易度がグンとあがったことです。このことから、3、4、5年生までは、どんなに量が多く、難しい単元の時も、絶対に終わらせていた宿題を、終えることが難しくなっていました。そうなってくると必然的に成績も落ちていきます。そして、ついに4年生の時から維持してきていたSクラスから、Hクラスへと落ちてしまいました。落ち込むと同時に、「このままではいけないんだ」と、気持ちを奮い立たせてがんばりました。その甲斐あって、10月のクラス替えでS5に上がることができました。そのことは本当に嬉しかったです。
でも、次に心配になってくるのが、志望校の合格のことです。わたしは、合否判定学力テストで、D判定をとり続けていました。「もう、諦めたほうがいいのか」迷っていた時に励ましてくれた父と母と先生方のお陰で立ち直ることができました。受験するからには本気でやろうという気持ちで、入試直前特訓を受講しました。自習時間にわからなかったことを質問したり、復習テストと宿題を繰り返し解いたり、今までで一番頑張ったと胸を張って言える3週間になりました。
そして、流れるように毎日が過ぎてゆき、ついに合格発表の日がきました。緊張しながら合否を見てみると、自分の番号がありました。見つけた瞬間今まで頑張ってきた4年間を思い出して嬉しさと達成感でいっぱいになりました。ですが、私が合格を掴み取ったのは、私がただ頑張ったからというだけではありません。家で応援してくれた両親、優しく、そして厳しく指導してくれた先生方、たくさんサポートしてくださった事務の方々。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。そして、これから受験をする方々。自分を信じて頑張ってください。応援しています。