私は、関西学院中学部に無事合格した。合格したあと、教科書やテスト、ノートの量を見て改めて自分はこんなに勉強したから受かったんだ、と思った。
私は入塾したのは4年生の時だった。一番下のクラスであるH3からのスタートだった。全く受験のことは意識せずただ中・高と楽に過ごしたいからという理由だった。4年生の間はSに行くことを目標にし、ただ毎日宿題をすることをがんばった。一度も宿題を忘れなかったおかげか一回S2に上がることができた。しかしその後すぐS3に落ちた。5年生の始めはS3だったがすぐS2に上がることができた。その時も宿題を忘れなかった。その後何度かS1に上がったがすぐに落ちてしまった。S1にずっといられなかったことが悔しく5年生の時受けていた最高レベル特訓算数・国語の宿題をいつも泣きながら、でもきちんと終わらせた。5年生の夏あたりでは第一志望を関学に決めた。
6年生になり「受験」ということをやっと意識するようになった。K.G.エクスプレスも日曜志望校別特訓も始まり、さらに私は女子トップレベル特訓算数を受けていたので宿題の量がまた増えた。最高レベル特訓や5年生まで受けていた社会をやめたおかげでまだ負担は軽くなった。夏休み前には念願だったS1に上がることができた。日曜志望校別特訓も春期・夏期講習も難関コースで受けたため基礎が身につき、さらにS1で応用が身につくのでとてもいい勉強方法だったと思う。そのため、関学のプレやオープンではかなり上位にいることができた。過去問でも合格最低点を上回る点数が毎回とれた。
あっという間に勉強期間は過ぎ、ついに試験当日。試験を受け始めてすぐ、これは公開学力テストなんだと思うとなぜかリラックスして受けることができた。そして掲示板に自分の番号があった時、うれしさよりも安心したため息が出た。3年間勉強してきたかいがあったな、と思った。
これから受験する人達には、まず塾に慣れて宿題をきちんと直しまですることや、あきらめずに続ける力が大切だということに気付いてほしい。さらに、受験するということは塾の先生方や家族、周りの人がとてもありがたい存在になってくることにも気付いてほしい。
悔いのないように勉強して合格を勝ち取ってください。