私は関西学院中学部に合格しました。私が入塾したのは3年生のころで、そのころはまだ受験に関しては何も知らない素人で宿題も答えをまる写しするような日々でした。そして4年生になり、理科と、私の場合は社会をとって勉強を少し本格化しました。すると始めのクラスがえで2つクラスが上がり、また1つクラスが上がりました。そして結果的にS2で1年間勉強することになりました。5年生になると、いよいよ受験という雰囲気が出始め、今までよりも勉強に精を出すようになりました。そしてついに私は2つ上のV2に、Sクラス帯トップの成績で入りました。それはちょうど夏期講習の前のクラスがえでした。私はうれしかったです。自分の努力が実ったようでした。しかし、うれしいのはほんの一瞬で、それからの日々は絶望だらけでクラスを下げてもらうことも考えました。自分が思っていた努力がどれだけ楽なものだったのか思い知りました。テストの結果で泣いてもなんとか6年生の始めもV2で勉強することができました。そして次のクラスがえで、私は見事にS1に落ちました。くやしかったです。睡眠時間を5時間にけずった努力がすべて裏切られた気がしました。私が採点した人は100点、私より80点もよかったときはなにも感じませんでした。そして、入試までS1でがんばりました。例えば算数の授業で一言一句も先生の言葉を聞きのがさないように集中し、話が終わると大急ぎでノートを、マス目なんか気にしないでとりました。他にもいろいろなことがありましたが私は志望校を決め、関学中プレで1位になりました。周りの人からは「いいな」と言われましたが、私はそれはちがうと思います。私は5年から6年の始めにかけて、本当に必死に勉強したからです。まあ色々ありましたが必死に作った当日のモチベーションによりいつもの力を発揮できました。でもこの合格は、お世話係の人やアドバイザーの先生なしではなかったと本当に思います。私を最後まで支えてくれた2人に出会えたことが、受験を一生忘れない出来事にしてくれたと私は強く思い続けています。