私は、3年の冬期講習から入塾し、4年は土曜マスターコース、5年からマスターコースで、6年になると同時に、Hクラスから念願のSクラスに上がることができました。とても嬉しかったのと同時に、今まで以上に難しくなるだろうと覚悟して気合を入れました。ですが、Sクラス(Vクラスと合同)の授業は格段に難しく、授業についていけなくなり、Hクラスではずっと取れていた復習テストのベストもそう簡単には取れなくなっていました。またコロナ禍で、Web授業が続いた期間は、家でなかなか集中できず、通塾のありがたさを実感しました。真剣さもまだ足りず、夏期講習前にはHクラスに落ちてしまい、ただひたすら悔しくて、情けなかったです。焦る気持ちでいっぱいなのに、私はまだ現実を甘く見ていました。ベスト1取れるかも、とまで思っていたHクラスに落ちて1回目の算数のテストが、
65点しか取れなかったのです。もう情けなすぎて仕方なかった私は、そこでやっと火が付きました。「Sクラスに絶対また上がるぞ」と、夏期講習から、ただがむしゃらに頑張ることを決意しました。
9月以降は、学校の行事やマスターコースと日曜志望校別特訓の宿題など、全てを両立しようと夜中まで必死に毎日毎日頑張りました。目の前の復習テストでベストを取ることをキープした結果、私の成績はぐんぐん伸びていきました。その頃、ようやく説明会に行くことができた同志社香里中学校を第一志望に決めました。第一志望校が決まったことで、私のやる気はさらに高まり、最後のクラス替えでは、Sクラスに戻ることができました。入試直前特訓では、ライバルに勝つことを意識したおかげで、入試前日に配られた最後の成績表は、RD開明・同志社香里・大阪桐蔭コース1組で1位でした。それらのことが自信につながり、最高のコンディションで受験当日を迎え、無事合格を手にしました。
私の合格までの道のりを振り返って、皆さんにアドバイスしたいことは、まず目の前の復習テストでしっかりと点数を取ることです。その積み重ねがいつのまにか大きな実力になります。また、先生への質問や早朝特訓、午後特訓の参加は積極的にするべきだということ、暗記分野は最後の最後まで伸びるので直前まで頑張ることです。皆さんも毎週の積み重ねを大切にして、合格をつかみ取ってください。