私は5年生の秋からWeb生として入塾し、6年生からマスターコースで通塾を始めました。教室で受ける授業は正直全くついていけませんでした。それでも塾に行きたくないとは思いませんでした。なぜなら、教室の雰囲気がよく、内容は難しかったけれど楽しかったからです。ただ、宿題をこなすだけで精いっぱいで、自宅での勉強法もわからず、復習テストの得点も思うようにとれませんでした。そういう状態のまま夏休み・夏期講習が始まり、自由に使える時間ができたことで私はだらけてしまいました。
2学期が始まるころには、勉強のやる気が起こらず成績も上がらない一方で、周りはどんどん成績が上がっていくのがわかりました。その状況が不安で辛くなり、「もう受験しない、やめる」と母に伝えました。すると母からは「いいよ」と返事があり、「やめて後悔をしないか1週間考えてから塾の先生に言おう」と言われました。応援してくれていた祖母からも「無駄にならないから頑張ってみれば」と言われました。その2人の言葉を聞いて、結果がどうであれ最後までやりきってみようと思えるようになりました。
そして、今まではなんとなくで考えていた志望校を同志社香里にはっきりと決め、一度だらけてしまったせいで大変でしたが、動画を観たり好きな音楽を聴いたりと息抜きをしながらも、自分なりのペースで勉強を頑張りました。すると復習テストでベストがとれるようになり、公開学力テスト等の成績も上がっていきました。その良いペースのまま冬休みの入試直前特訓が始まったので、集中して勉強に取り組むことができました。特に早朝特訓は勉強に集中できて、ミニテストもあり受講してよかったです。
受験前日は総復習をして、好きな曲をかけてリラックスして過ごしました。先生からの電話も嬉しかったです。受験当日の朝は、お気に入りの本を読み、暗記分野に目を通してから家を出ました。電車内で他の受験生を見て更にやる気が出ました。今までの努力が自信につながったのだと思います。受験会場で先生から激励の言葉をもらい、落ち着いて試験に挑むことができました。結果発表はドキドキでしたが、無事に合格できました。すごく嬉しかったです!今まで応援してくれた家族や塾の先生・友だちへの感謝の気持ちがあふれてきました。
先生の授業中の何気ない言葉やアドバイスが私の中の支えになっていたので、休まずに頑張って通ってよかったなと思います。頑張った自分にも「おつかれ!」と言いました。
これから受験される皆さんも、最後まで自分を信じてがんばってください。