わたしは、第一志望校の帝塚山学園中学校に合格することができました。この合格体験記が役に立つかはわかりませんが読んでくれると嬉しいです。
わたしは最初、問題を解くことばかりに時間を使っていました。間違えた問題は直しをしなきゃいけないこと、一回解いた問題でももう一回解いた方がいいことは知っていましたが、私は好きな算数でも、一回解いた同じ問題をもう一回解くことは嫌いで、間違えたものを直すことなんて大嫌いだったし、苦手な国語なんかもともと解きたくないのでやるもんか!と思っていました。
ですが、ある公開学力テストで算数の大問2問分、一回解いたけど解き方を忘れていた問題が出てきて、それぞれ1問ずつは正解することができましたが、解き方がわかっていたら3問中2問ずつ正解することができたことに気づきました。もともとケアレスミスが多くてがっかりすることがよくあった私でしたが、気づいたときはいつもと全然違うがっかりがこみ上げてきました。
それから私は、解き直しに手を付けていきました。すると、何回か後の公開学力テストで大問2問分、解きなおした問題で知っている問題が出てきました。そのときは、それぞれ3問中2問ずつ正解することができて、とてもうれしかったです。最初は「やったところでテストに出てくるかなんてわからないし、やっても意味ないじゃん」と思って、面談で言われても親に言われても授業中に先生が言っていてもやってこなかった解き直しの大切さがわかりました。
それから私は、テスト中の時間配分にも気を付けることにしていました。先生も言っていたし、最後に焦って終わったらいい気分にはならないし、次の教科のテストにも影響があるかもしれないから時間配分は大切だと思います。
解き直しが大切だということ、時間配分が大切だということ、どちらも気づかせてくれたのは浜学園の先生と事務の方です。私は浜学園に通っていてよかったなあと思いました。
結構いい偏差値を取っておきながら、最後の公開学力テストで3教科の偏差値39という、壊滅的な点数をとって先生を驚かせてしまった私ですが、いつも先生から「君なら大丈夫」ということを言ってもらえていたし、最後の過去問ではいい点が取れ、また入試前日はマスターコースでお世話になった先生と電話で話すことができて、「きっと大丈夫」という気持ちで入試に挑むことができました。
合格を勝ち取るためにはもちろん勉強が一番必要なものですが、気持ちも大切です。入試直前になったら「やっておけばよかった」なんていう後悔は通じないので、少し難しいですが、ネガティブな考えはすっ飛ばし、頭の中には「大丈夫」の一言だけを入れておくといいと思います。
どう考えても大変な受験生活ですが、終わってしまえば受験勉強に対する気持ちは全然違うので最後まで頑張ってください。応援しています。