僕は初め、受験勉強は誰もが避けて通れないつらい道のように感じていた。好きで勉強できればそれに越したことはないが、そんな時に上手く軌道に乗せてくれたのは浜学園の授業だった気がする。
もともとは塾なし中学受験を目指していたため、塾での負担を大きくすることは自分のペースに合っていないと分かっていたし、志望校別特訓など講座を絞って受講することで勉強の楽しさも確保しつつ、しっかりと学ぶべきポイントも押さえられていたと、今となっては一挙両得の勉強が実現できたと自負している。
一方、苦しかったというか大変だったのは夏期講習などの季節講習で、長時間の勉強が用意されている授業である。毎日連続しての講義は、僕にとってはハードだった。ここでの踏ん張りがのちのちの合格に結びついていくのだが、受講当時は知るよしもなく、時間だけが過ぎていった。しかしそんな中でも復習テストや実力テストなどに力を注いで、日々家での勉強も重ねたため、周りの人たちと切磋琢磨して乗り切る強さを身につけられたと思う。
これから受験する皆さんも不安を抱えつつの受験勉強となるかもしれない。ただし、勉強してきたという実績は自分の中にずっと残るわけで、今までの知識がまったく役に立たない事態はあり得ない。これは受験を経験した人にしか分からない事がらであり、また、だからこそこれから受験する人たちも到達できるとも言える。あとは信じて突き進むのみなので、日々の勉強を大切にし、宿題や自習もおろそかにせず邁進して欲しい。