ぼくが受験勉強を本格的に考え始めたのは6年生の夏休みからでした。それまでは、受験はするけれども、いける学校を受ければいいと思っていました。しかし、夏休みからは少し挑戦してみようという気持ちになり、他塾から浜学園に変わりました。そして、環境がよく、家から1時間以内で通えるということを条件にして考え、神戸大学附属中等教育学校を受けることに決めました。
実際に勉強を始めてみると、算数がとても難しく、思うようにいきませんでした。公開学力テストでは4回中3回が偏差値40台で、復習テストでも70点以上がなかなかとれませんでした。そんな算数が少しずつ伸びてきたのは入試直前特訓からでした。早朝特訓の計算プリントを毎日やっていくうちに、計算が速く正確になっていきました。そして、文章題のプリントではいろいろな文章題を解くことでいろいろな問題に慣れることができました。そのおかげで最後と一つ前の復習テストでは90点台をとることができました。先生との関わりで印象深いのは質問とおやすみコールです。ぼくは浜学園の算数についていけず、質問をする機会が多くありました。そこで思ったのは、分からないところは全て質問するということです。そして、質問に対する答えの紙は必ずノートにはり、何度も復習すると思い出すことができます。次におやすみコールは統一日の前日の夜にかかってくる電話です。日曜志望校別特訓の先生と話すことができます。ぼくはそのおかげで、緊張がなくなり、リラックスして、試験を受けることができました。
受験を終えて、ぼくが一番大切だと思ったのは基礎を固めることです。基礎がしっかりしていれば応用もできるので、困った時はもう一度基礎を見つめなおせばいいと思います。最後に、お世話になった先生方、本当にありがとうございました。先生方のおかげで志望校に合格することができました。これからの中学生活も一生懸命頑張ります。