私は、憧れの神戸大学附属中等教育学校に受かることができました。しかし、合否判定学力テストではいつもD判定。最高でもC判定しか取ったことがなく、とても受かるとは思えない状況でした。それなのに夏休み頃には、周りが遊んでいるなか自分だけ勉強することが嫌になり、勉強をしているふりをしてこっそり遊んでいました。そんな状況でも塾に通うことは楽しかったのですが、勉強する気がないなら塾はやめさせると親に言われて一ヶ月間塾に行けなかったので、すごく時間を無駄にしました。私の成績はグッと下がってしまい、夏休みで成績を上げてきたみんなに追いつくのが大変でした。その後一生懸命に勉強したおかげで通塾も許可され、日曜志望校別特訓はL神女コースに通うことができました。周りの子の雰囲気やハイレベルな授業なども、私にいい刺激を与えてくれました。日曜志望校別特訓では宿題も多く、進むスピードも早いですが、ちょっとした空き時間に基礎を固めていくことが、あとになって一番大事になってきました。
12月ごろから残り30日だ!と焦るようになり、過去問などを解き始めました。色々な年度の過去問を解くことで、「この学校はこんな問題を出してくるからここを鍛えよう」と特定した分野を勉強したり、「ここは捨て問」という区別ができるようになってきました。
それぞれの教科を好きになっていると、長時間の取り組みができるようになってきます。私は、国語も算数も、理科も社会も先生方のおかげで好きになることができました。楽しく興味を持てる授業をしていただきありがとうございます。社会は「かれとぴ」やテレビのニュースなどで時事問題に興味を持つことができました。苦手な算数も段々と好きになってきていたので、勉強することがあまり苦になりませんでした。また友達と一緒に帰ったり、話したりすることが、ハードな受験勉強の中での楽しみでした。
受験当日は緊張もしていましたが、黄色い服を着た浜学園の先生たちをみて、クスッと笑ったおかげか落ち着いてテストを受けることができました。授業での雑学やちょっとした豆知識なども役に立ちました。L神女コースなのに神戸女学院に受かることができなくて、担当の先生方には申し訳なかったです。でも滑り込みですが第一志望校に合格できたので、諦めないで神大附属を目指してよかったです。
周りで支えてくれた先生方、お世話係の方、私に何度もやる気を与えてくれた家族、励ましあった友達、塾に通うことが楽しいと感じさせてくれたVSクラスのみんな、本当にありがとうございました。