私が中学受験について考え始めたのは、5年生のときです。4年生のころに学校でもめごとがあり、小学校に行くのも、同じような市立の中学校に進学するのもいやだと思っていたころでした。4月ごろに母から中学受験の話を聞き、いくつかの塾の入塾テストを受けたあと、浜学園に入ることを決めました。最初は、志望校についてあまり考えていませんでした。しかし、条件は決めていました。①高校へ受験せずに上がれること、②あまり遠くないこと、③自分が楽しい学校だと思えること、この3つです。そして私は、6年生に上がるころに、3つの条件に当てはまると思った神大附属を受験校に決定しました。理科を選択することにしたので、社会の授業はとらないでいました。しかし、夏期講習で入ったL(女子最難関)コースでは社会の授業があったため、基本的なことも分からず、授業も宿題もサボっている状態になっていました。母とは7・8月ごろにケンカをして、「浜の宿題やテストの見直しは自分で計画する」という約束をしましたが、9月になると母も私も「これではいけない」と思い、担任の先生といっしょに巻き返しを目指しました。社会といっしょに落ちていた他の教科も、秋のうちにおくれをとりもどせるようにこつこつとがんばりました。冬になると、落ちていた公開学力テスト・合否判定学力テストの成績も上がり始め、神大附属もA判定が出ていました。12月・1月はなんだか不思議な気がしました。12月はものすごく長い。1月はあっという間。特に1月は、「2年近くも勉強してきたのに、あと何週間かで終わってしまう」と思うことが多かったです。受験当日のことは、もう終わるんだ、ということしか考えていませんでした。書くことがありません。最後に、解ける問題を解くことが出来た人が合格するんだと思います。できること全てをやって、あとから後悔しないようにして下さい。